ミュシャ展 17年春に新国立美術館で開催 – 晩年の巨大傑作が世界初公開

2016-8-29

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「ミュシャ展」が六本木・新国立美術館にて開催される。期間は2017年3月8日(水)から6月5日(月)まで。
本展覧会は、アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)の足跡を、パリで活躍した時代の作品から、故郷チェコで制作した晩年の傑作に至るまで、約100点以上の作品を通じて紹介するもの。
目玉となるのは、縦6m×横8mにもおよぶ巨大な油彩画全20点で構成される傑作《スラブ叙事詩》だ。50歳でチェコに戻ったミュシャが、故郷に対する強い想いに駆られ、後半生を駆けて制作した。古代から近代に至るスラブ民族の歴史が象徴的に描かれており、チェコの宝として今まで国外に出ることはなかった作品だ。今回、チェコ国外では世界初の公開となるため、注目が集まる。
晩年の名作に至るまでの作品もふんだんに紹介される。パリ時代の作品からは、花々に囲まれた美しい女性像を緻密なタッチで描いたポスターなどが出展。アール・ヌーボーを代表する芸術家として一躍有名になったミュシャの仕事を見ることができる。

また、1900年に開催されたパリ万国博覧会で制作したパヴィリオンの装飾や、プラハ市庁舎の天井画など、建築装飾に関する展示も。

さらに、ミュシャが自身の故郷や民族を意識して制作した作品も必見だ。故郷も含めて、小国が独立を求める闘いの時代であった1900年代初頭において、ミュシャはチェコ国民の文化的な支えであり続けたのだろう。チェコスロヴァキア独立10周年記念ポスターを制作するなど、ミュシャは国民の民族自決の長年にわたる闘いに有終の美を飾っている。

■アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)
現在のチェコ共和国であるモラヴィアに生まれ、27歳でパリに渡る。本の挿絵やポスターを制作して活躍したのち、44歳でアメリカに渡り肖像画などを手掛ける。50歳で故郷チェコに戻り《スラブ叙事詩》の制作に着手し、1928年プラハの見本市宮殿で全20点を展示。1939年、79歳でプラハにて死去。

【詳細】
ミュシャ展
会期:2017年3月8日(水)~6月5日(月)
休館日:毎週火曜日
開館時間:10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで) ※毎週金曜日は20:00まで開館。
会場:国立新美術館 企画展示室2E
住所:東京都港区六本木7-22-2

【問い合わせ】
ハローダイヤル
TEL:03-5777-8600

(ファッションプレス)

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