世界初、3人のDNA持つ赤ちゃん誕生 米チームがメキシコで成功

2016-9-28

img_fab768d640e6b6cf278ed240116de58c136400

【AFP=時事】3人のDNAを含む受精卵を作製する賛否両論の新技術を用いて赤ちゃんを誕生させる試みに、米科学者チームが世界で初めて成功していたことが、英科学誌ニュー・サイエンティスト(New Scientist)の27日の報道で明らかになった。

男児の赤ちゃんは今年4月、メキシコでヨルダン人夫妻の下に誕生し、健康状態は現在も良好だという。母親には「リー症候群」と呼ばれる遺伝性の神経系障害があり、この障害が原因でこれまでに2人の子どもが出産後に死亡し、さらに4回の流産も経験していた。

夫妻は、自分たちの遺伝子を受け継ぎつつも健康な赤ちゃんを産むため、米ニューヨーク(New York)にあるニュー・ホープ不妊治療センター(New Hope Fertility Center)のジョン・ザン(John Zhang)氏の元を訪れた。

だが米国では3人の遺伝子を持つ受精卵の不妊治療目的での作製が認められていないため、「規制がない」メキシコで治療を行ったとされる。

リー症候群の原因となる遺伝子は、母性遺伝するミトコンドリアDNAに含まれているため、ザン氏は紡錘体置換法と呼ばれる技術を使い、母親の卵子から核を抽出し、卵子提供者の卵子に移植。母親の核DNAと提供者のミトコンドリアDNAを併せ持つ卵子を作製し、父親の精子で受精させた。

ザン氏ら科学者チームは来月に米ユタ(Utah)州ソルトレークシティー(Salt Lake City)で開かれる米生殖医学会(ASRM)の会議で同研究の内容について発表する予定。研究結果の概要は医学誌「ファータリティー・アンド・スタリリティー(Fertility and Sterility)」に公表されたが、研究に関わっていない専門家らからは、同研究については未解明の部分が多いと不安視する声も上がっている。

【翻訳編集】 AFPBB News

ライター体験レポート

  1. 40000
    ●高濃度に配合された噂の商品「メディキュアプラセンタドリンク」を購入してみた! 年齢とともに肌トラ…
  2. enchibote
    肌トラブルを解決してくれる新しい発想の「バブルジェル」 25歳を過ぎてから化粧のノリが悪くなり、旦…

おすすめ記事

  1. 雨の日
    年間平均で、115日が雨といわれる雨降り日本。 なかでも梅雨の時期の憂鬱。気が滅入る日もあるけれど…
  2. 京都の路面電車
    毎日の生活が忙しく、リラックスする時間を確保することができないあなた。 ゴールデンウィークの長期休…
  3. ニキビ
    ニキビや吹き出物、一度できると気になって仕事に集中できなくなることもあります。なんだか一日、気分が暗…
  4. 睡眠
    皆さんは夜眠りにつく前にどんなことをしていますか? 今やスマートフォンでいつでも情報を得たりゲ…
  5. Fotolia_84972759_Subscription_Monthly_M
    海外の有名女性芸能人の中で注目されて、日本にもその効果が話題になった「ココナッツオイル」 キレイに…

カテゴリー

ページ上部へ戻る