「スマスマ」後番組、中居正広にオファーも説得は不調

2016-10-31

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まさに五体バラバラ、空中分解のまま「リミット」の年末が迫っているSMAP。メンバーが唯一顔を揃える長寿番組も終焉が近づいているわけなのだが、「事後」をめぐる攻防にも“解散風”は爪痕を残しつつある。
現在、SMAPの5人が一堂に会する姿を目にできるのは「SMAP×SMAP」(フジ系・月曜22時)のみである。放映開始から20年超、「ビストロSMAP」などの人気コーナーを擁する同番組は、グループの象徴ともいえるのだが、

「解散に伴い、番組も12月26日の放映をもって終了予定。年明けからは、これまでと同じくフジと関西テレビの共同制作で新番組を立ち上げることになります」

とは、さる民放関係者。が、何しろ20年にわたる不動の“枠”である。グループは解散しても、さしあたりジャニーズ事務所の所属タレントとして個々活動していくしかなく、後番組に関する折衝も、以下のように繰り広げられてきた。

同事務所の事情を知る関係者が明かす。

「ジャニー喜多川社長は、『引き続きウチの出演枠をキープできないだろうか』と考え、早い段階で藤島ジュリー景子副社長にそう漏らしていた。あわせてフジ側も『中居さんメインで何か作れれば』と、事務所に水面下でオファーしていたのですが、当の中居は首を縦に振ろうとせず、説得は不調に終わりました」

というのも、現在メンバーは、それぞれ新たな仕事を打診されてはいるものの、

「やはり気持ちが切り替えられないのか、誰も受けようとしない。おしなべて、前向きになれない状態にあるのです」(同)

■特番で「緊急避難」
先の民放関係者が言う。

「スマスマの番組枠は、関西テレビがスポンサーへのセールスを担い、フジが実際の企画や収録を行なうという役割分担。後釜についても、来月半ばには発表しなければなりません。『他ならぬスマスマの後だから』と、なおも出演交渉を続けたいフジに対し、スポンサーの手前、カンテレは待ちきれず、フジをせっついて結論を出させたのです」

苦肉の策で決まったのが、これまで特番として3回放映された「ズレ→オチ」なるバラエティのレギュラー化であった。

「芸能人が自分についての世間のアンケート結果を予想し、そのギャップをゲームにするという趣向で、司会はフットボールアワーの後藤輝基と田中みな実アナ、そして『関ジャニ∞』の横山裕。最初の15年10月は視聴率7・3%。2回目の今年正月は6・2%で、直近の7月は8・0%でした」(同)

その流れを引き継げば辛うじて「ジャニーズ枠」が残るとはいえ、局が思い描いていた形に程遠いのは言うまでもない。フジテレビ関係者が言う。

「『スマスマ』も最近はひとケタ台に落ち込んでいますが、“腐っても鯛”でスポンサーはついてきた。年明けから広告費の大幅ダウンは目に見えています。春の改編までは緊急避難でやり過ごし、その頃は『元SMAP』となっているメンバーらの再説得も含め、一から作り直さざるを得ないでしょう」

お台場方面では向こう半年、猛烈な解散風が吹き荒れるのは間違いない。

ワイド特集「答えは風に舞っている」より

「週刊新潮」2016年10月27日号 掲載

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