衣服の「洗濯表示」マークが12月変更 わかりづらいと不満相次ぐ

2016-11-10

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「覚えられそうもない」「前の方が分かりやすかった」――。衣服の「洗濯表示」マークが2016年12月1日に変更されることを受け、インターネット上に「分かりづらい!」といった不満の声が相次いでいる。

現行の表示は1968年から使われており、消費者にとっては50年近く馴れ親しんだマークが変わることになる。さらに、新表示ではマークの種類が従来の倍近くに増えるほか、「手洗イ」「ドライ」といった日本語表記も消える。こうした表示変更に伴う注意点について、クリーニング業界の関係者に聞いた。

新洗濯表示「△」の意味は・・・
現行の洗濯表示は日本が独自に使用しているものだが、新しい表示は国際規格に合わせたマークになる。日本語表記が消えるのもそのためで、基本的には言葉を使わずに図形だけで「洗濯ルール」を表記している。

例えば、「△」というマーク。これは、「塩素系及び酵素系の漂白剤で漂白ができる」ことを表したものだ。そのほか、○の中に「P」という文字が入ったマークは、「パークロロエチレン及び石油系溶剤を用いたドライクリーニングが可能」という意味となる。

マークは全部で41種類あり、数だけでも従来の22種類から倍近くに増える。こうした新表示について、ネット上では「洗濯表示が暗号になる…」といった不満が噴出。ツイッターには、

「残念ながら覚えられそうもない…」
「日本独自の方がいい気がする。干し方とかホントに分かりやすかったのに」
「暗記しないと意味が全然わからない」

といった投稿が相次いで寄せられている。そのほか、「おばあちゃん達は理解出来るのだろうか…」「年配の方は洗濯が出来なくなる」と心配する声も数多くみられた。

いったいなぜ、消費者庁は洗濯表示の変更を決定したのか。同庁表示対策課の広報担当者は11月8日のJ-CASTニュースの取材に対し、変更の理由は大まかに分けて3つあると説明する。それは、

(1)日本の洗濯文化(外干し習慣など)に合わせた基準に国際規格が変更された
(2)日本向けの輸出品を扱う海外事業者から国際規格に統一して欲しいとの要望が出ていた
(3)日本の衣服を購入する外国人が増えたため、表記を国際化する必要があった

の3点だという。

同じ「40」と書かれたマークでも…
消費者庁が洗濯表記の変更を発表したのは15年3月のことだが、消費者への十分な周知が行われているとはいえないのが現状だ。同庁の担当者も、ネット上などで「分かりづらい」との声が出ていることは「把握している」と話す。その上で、

「今までのマークに慣れ親しんでいる方が多いので、そうした反応が出るのも致し方ない部分はあると思います。今後も引き続き、普及活動に努めていきます」
と話していた。

では、新しい洗濯表示について消費者が注意する点は何なのだろうか。クリーニング業界の関係者は取材に対し、「表示のシステムが根本的に変わることを理解しておくことが必要です」と話す。

この関係者によれば、従来の表示は「この方法で洗って下さい」と推奨するものだが、新表示は「この洗い方ができます」という情報を提供する内容だという。例えば、洗濯温度に「40」と書かれていた場合、

(現行表示)「40度で洗濯することをお勧めします」
(新表示)「40度以下ならば、衣服に損傷が起きません」

という意味になる。そのため、関係者は「個々のマークの形状が新しく変わるという考え方では、トラブルが起きる可能性があります」と指摘していた。
また、12月1日に表示が切り替わったとしても、従来表示を用いた衣服は当然ながら存在するため、「2種類の表示が混在することにも、注意しなければなりません」と話していた。

(J-CASTニュース)

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