映画みたいな?アメリカ人男性との恋愛
- 2017/1/16
私たち女子は、ラブストーリーの映画が大好きです。
アメリカ映画を見ていて思うのは、「あぁ、こんな恋愛したいなぁ」だったり、「こんな彼氏いるわけないじゃん。かっこよすぎ」など、こんなドラマチックな話があるのか?映画だからでしょう?そう思いながら見ることがあります。結局、それでも感動して泣くんですが。
きっとありえないだろうと思いながら、いろんな夢は広がります。
実際のところ、アメリカ人の恋愛ってどうなんでしょう?
わたしや友達、周りが経験している内容を改めてちょっと考えてみました。
告白してからの付き合いじゃない?
日本人は、学生時代も、社会人になってからも、おそらくみんなの始まりは、「付き合ってください」の言葉からじゃないでしょうか?
お付き合いが始まるための、一大イベント。「告白」です。
アメリカ人。そんなことはいたしません。
気になる2人。どちらからともなく、気になれば、あの手この手でデートに誘います。これは、どこのお国も事情は同じようです。
メールや電話で男女の駆け引き。これは、世界共通ですよね。
ただ、大きな違いは、そのアプローチのわかりやすさです。
もちろん、個人差はあるのですが・・・
例えば、男女どちらも、相手を褒めることに関しては、本当にストレートです。
そして、「目は口ほどにものを言う」です。
彼ら、好きな人を目の前にした時の目が違います。これは男女差なくです。
会話をする時は、(今、私はあなたとの会話を、すごく幸せに思っています)と聞こえてきそうなくらい、素敵な目をします。
また、ボディランゲージが豊かなので、いろんな方面からお互いアプローチしあいます。
そしてデートを重ね、夜を過ごす中で、お互いのフィーリングが、合う合わないを確かめ合い、その中で、どっちかがちょっと違うと思えば、そこで終わりだし、お互い合うと感じた場合、デートは続き、自然と彼氏・彼女となっていくのです。言葉での確かめ合いはなく、出会いから今に至るまでの、行動・会話の中から感じるもの。
何とも頼りなく感じて、不安になりますが、逆にロマンチックだなぁとも感じませんか?
だって、お互い好きで、思い合っているって、「告白」と言う律儀な作業がなくても、ちゃんとわかるくらいの愛情表現が、そこにあるってことですよね。
本気の恋愛では全てをシェア?!
アメリカ人が1番大切にしているもの。
それは、「家族」と「友達」です。
サンクスギビングやクリスマス。彼らはそういうイベントを、大概家族と過ごします。そして、そんなイベント事に招待される彼氏・彼女。そのお付き合いは本気のサインです。家族をとても大事にする彼ら。その家族に自分のパートナーを紹介したいということは、自分の家族にも認めてもらい、パートナーにも家族に打ち解け、その自分の大事なものをシェアしたいという本気度の表れです。家族1人1人に、パートナーを紹介し距離を縮めようとします。
これはお互いの友達に対しても同じ事で、アメリカ人は大切だと思う相手とは、交友関係をシェアしていきます。
両親から教わること
よくアメリカ人男性を見ていると、ドアを先回りして開けてくれたり、エレベーターのドアを抑えて、待っていてくれたり、紳士的な人が多いです。
女性は、男性に媚びることなく、平等であることを大切にし、凛と自分を待っている人が多い気がします。
これは両親からの教えなんです。
アメリカ人は、小さい頃から、男の子は「人に優しくしなさい。特に、女性は大切に扱わなきゃいけません」女の子は「自分を持ちなさい。どんなに愛する人が現れても、自分を大切にしなさい」と教わります。
こういう教えが、アメリカ人の、今ある恋愛観につながっている気がしませんか?例え、男性が優しくアプローチしてきても、自分を大切にし、ポリシーを簡単に曲げない女性たち。だから、男性は更に努力します。そんな繰り返しで、時に、ロマンチックな映画みたいなストーリーが生まれるのかもしれません。
こう考えていくと、アメリカのラブストーリーがなぜ、あんな風に、ロマンチックで、情熱的なのか、何となくわかる気がします。
「言った言葉の裏を読む」という、日本の「静」の考え方とはだいぶ違う価値観ですが、こんな恋愛観が、映画のようなストーリーを生むのかもしれません。