韓国のお酒を愛する文化について
- 2016/11/28
本日は韓国の飲酒文化についてお話したいと思います。
国民一人当たりの酒消費量は世界一。余計なところで世界一になっちゃいましたね。
そうです。韓国人はお酒を愛してるのです。
韓国人にとって「飲む」という行為は「ただ飲んで終わる」と意味ではなくお酒を通して
「人間関係づくり」をする社会的な意味が含まれているのです。
よって、韓国人から飲みに行こうっと誘われたことは「あなたと仲良くなりたい」というプラスの意味で考えても良いでしょう。
では、韓国人はいつからこんなに飲むようになったのでしょうか。
大体の人は大学のOTからだといいます。大学を入学してから学部全体で新入生歓迎という目的で合宿に行くのですが、この合宿のことを「OT」(オーティー)と呼びます。このOTでの飲み方が半端ないのです。大体先輩たちは後輩たちを飲ませる悪をするのです。
たくさん飲まされ、急性アルコール中毒で救急車で運ばれるのはまれにあることです。
<お酒のマナー>
韓国ドラマで一度は見たことがあるでしょう。
韓国では、目上の人と飲むときは注意が必要です。
・乾杯をするときは目上の人よりも少し下げてグラスを合わせ、お酌をされたら両手で受けます。
・飲むときは相手の視線を避け、横向きになって目立たないように飲まなければいけません。
・自分がお酌をする場合は相手のグラスが空になるまでしてはいけません。日本のようにつぎ足しはだめです。
・目上の方からお酒を注いでもらうときは両手で合わせて丁寧にいただきましょう。
お酒を注ぐとき、反対の手を自分のお腹や胸のところに置く人もいます。この片手は相手に対する敬意と考えても良いでしょう。
●どうしても飲めないとき
飲めないから最初から断るのは失礼にあたるため、相手が注いでくれたら一杯は注いでもらって下さい。頂いて乾杯の後に一口ぐらい飲むふりをすればよいです。
韓国ではお酒が飲めないと社会で成功しない」と言われているぐらい、お酒と韓国は切っても切り離せません。お酒が飲めない韓国人は相当トレーニングをするそうです。
●クライアントなどのお客さんと飲みに行くとき
基本的に最初の一杯は自分が飲みたいものを頼むのではなく、相手が頼むものと同じものにしておくのが一番良いでしょう。可能であれば2杯目か1本をあけてから飲みたいものを頼むのが良いでしょう。