男性派?女性派? 相性のよい美容師さんのさがし方
- 2016/11/28
新しい髪形にチェンジするとき、はじめての美容院に行くとき、独特の感情があります。どんなスタイルになるのか、ワクワクする反面、何だかプレッシャーにも似た、軽くて鈍い緊張感をともないます。 二十一世紀になってから、美容技術は、どんどん向上していて、お金と時間をかけると、どんな髪型にもチャレンジできる時代になりました。とは、いえ、ケミカルな薬剤を使えば、肌荒れや、キューテクルが傷むのは、もはや、避けられません。流行のヘア・スタイルをとるのか、それとも、経費毒の害から身を守るべきなのか、迷うところでしょう。そこで、担当のヘア・スタイリストさんの意見も大きいと思います。
少々、髪がいたんでも、洗い流さないトリートメントや、ブローのやりかたを覚えると、一時的にうつくしく見えるのは、充分に可能ですから。
というわけで、まず、新しい美容院に予約を入れるときは、そのお店自体が「最新の薬剤をたくさん使用して、流行の髪型に強い美容院」なのか、もしくは「技術よりも、髪そのものを大切にする店」なのかの、見きわめが必要になります。質問事項をピック・アップしておき、電話をかけるときにきいてみましょう。前者が希望なら「「○○パーマ」にチャレンジしてみたいのですが」などと、ある程度、トレンドをおさえた、具体的な名称を出すのがよいでしょう。後者であれば「かぶれやすい体質で、今、湯シャン(シャンプーを使わず、お湯だけで洗髪する方法)をしているのですが」というように、切り出してみてはいかがでしょうか。反応によって、ある程度、お店の傾向がつかめますよ。
続いて、美容師さんについてですが、技術とセンスのほかにも、人間同士なので、微妙にそりが「合う」「合わない」があります。そして、いちがいに「テクニック」といっても、ベテランならよいわけではないですし。ただ、男性は、脳の構造上「立体」を認識するのが得意です。だから、女性スタイリストに比べて、迷わず、大胆に、はさみを入れる方が多い印象があります。一方、女性美容師は、同性のため、こまかいニュアンスが通じやすいですね。 そして、手先が器用で繊細な仕事に向いています。
自分自身の、髪に対するこだわりと、お店のカラー、そして、スタイリストさんの方向性が、うまく一体となると、満足な仕上がりになりますし、毎日のケアも、楽しくなることまちがいなしですから。