アメリカの超穴場!現地の人が訪れる観光地 ジョージア州サバナ
- 2017/6/23
アメリカといえば、思いつくのはハワイだったり、ニューヨーク、ロサンゼルス。有名な町はたくさんありますが、日本の国土の25倍もあるアメリカ。他にもすごく素敵な町がいっぱいあるんです!
そこで今回は、アメリカに長年在住していている私がオススメするジョージア州にある「サバナ」という町を紹介します。
ジョージア州サバナについて
アメリカの南部にあるジョージア州サバナは、全米でも観光に訪れたいトップ5に必ず入っている町です。「ガーデンシティー」と呼ばれる緑豊かな町です。イメージ的には赤毛のアンの世界という感じでしょうか。その昔、フランスからの移民が住んでいたという町で、どこかヨーロッパ調の建て方で、立派な煉瓦造りの建物ばかりです。おとぎ話に出てくるような、綺麗な家々に、たくさんの自然が調和し、昔にタイムスリップしたような、ノスタルジックな気持ちになります。
日本では見たことがない、スパニッシュ・モスという木に寄生する白いキレのような植物が、大きな木から垂れ下がり、それはそれで情緒があります。綺麗な公園や立派な教会が立ち並び、どこを見ても絵になります。
有名な観光スポット
サバナは、ジョージア州の中でも1番古い町で、全米でも最大と言われる歴史地区に指定されています。
まず、サバナに来てすることは、のんびりこの景色を堪能することです。
1800年代の建物が立ち並び、今ではレストランやおみやげ屋さん。ホテルなどに改装されています。
ゆっくりとお買い物をしながら、建物や教会を見て歩くのは、本当に贅沢に感じます。建物に関していえば、日本の古い建造物もすごい技術です。細かい職人の技です。でも、ここの建造物も負けてないんです。圧巻なんです。
何よりも、デザインと色使い。普段、旅行というとテキパキ計画立てて、次々観光地を周りたい派の私でも、すーっと景色に魅了されてしまう、言葉を失ってしまう、何かそんなパワーを感じました。
そしておすすめなのは、このヒストリックダウンタウンの中にあるホテルです。
アメリカ人カップルは、何か特別な記念日にこの町のホテルに泊まり、お祝いするのがステータスになっています。
また、サバナに行ったら、一度は行くべき公園が、フォレスト・ガンプのロケ地です。
とにかくサバナには大小の素敵な公園がたくさんあるのですが、その公園の1つが、フォレスト・ガンプの最初のシーン。フォレストが広場の公園のバス停のベンチに座って、次々と思い出話を語り出すあの場所があります。私が行った時にはベンチはなく、聞くと歴史館の方に移動させたとか。まぁ、それでも、景色はフォレスト・ガンプのあの映画のままです。
次に、リバー サイド ストリート サバナです。
ヒストリックダウンタウンより少し北に行くと、川が流れている横にあるストリートなんですが、ここはまた趣が変わり、全て煉瓦造りの建物は続くのですが、もっと西洋の港町という感じに雰囲気が少し違います。
なかなか日本人には出会いませんが、このストリートにはたくさんの観光客でいっぱいです。ここでおすすめなのが、間違いなくショッピングです!
アメリカのショッピングセンターにも、魅力的なグッズはいっぱいありますが、割とどこででも買える、ブランド物だったり。ここで手に入るグッズは、レアなんです。完璧ロコなお店がほとんどなので、地元で作ったワインやハチミツ。雑貨なども超かわいいです。
その中でも有名なのが、手作りキャンディーとチョコレート。
フォレスト・ガンプで、フォレストが食べてたチョコレート、覚えていますか?あのチョコレートか?という感じの1つ1つ手作りの、作っている工程を見られるお店で売っています。味はチョコレートが濃く、日本ではなかなか出会えないチョコレートです。日中はラッキーなら、川辺で音楽の生演奏や、ダンスショーなどが見られます。
最後にご紹介したいのは、再度ヒストリックダウンタウンに戻るのですが、夕方、日が暮れてからのゴーストツアーです。
これは、好き嫌い分かれると思うのですが、私の連れはゴースト嫌いなので、参加はできませんでしたが、とにかく、ゴーストだって楽しもうという、アメリカ人たちの明るさゆえのツアーです。
これは、歩きとバスでの2通りのツアーがあります。
サバナは、本当に美しい町なのですが、独立戦争時代、奴隷制度がまだあった時代、数多くの黒人がこの美しいお屋敷の奴隷として働いていました。そんな彼らの無念の思いが今もさまよっていると、美しさの陰には、たくさんの悲しいゴーストストーリーもあるのです。
なかなか日本人には馴染みのないアメリカ、ジョージア州の小さな町、「サバナ」夏はかなり気温が上がり、日中出歩くのは大変ですが、それを避けると、かなり気候が良く、間違いなく日々の疲れが癒されます。また、アメリカ本土の、あまり日本人がいない場所=怖いというイメージがありますが、ここは観光地。日が暮れても、年配の方でもお散歩しているくらいなので、心配ないと思われます。常に観光客で行き交っています。食べ物も、ファストフードではなく、アメリカ南部のソウルフードがいただけます。
ぜひ機会があれば、訪れていただきたい大好きな町の1つなのです。