今度のお休み、家族で潮干狩りに行ってみる?
- 2015/9/3
子供の頃、家族で潮干狩りに行って、めちゃくちゃ楽しかった!という記憶がある方も多いはず。
お子さんを連れて行ってみたいけど、けっこうアウトドアなイベントだけに、自信がないというママも多いのではないですか?
そんな方の背中をちょっとだけ押して、楽しく潮干狩りを満喫するためのポイントをまとめてみました。
潮干狩りができる海辺のスポットは、意外と都心から近くにもいくつか存在しています。
3月中旬から夏にかけて、オープンになる所が多いようです。
インターネットで全国のスポットを検索することができますが、都心から近いスポットを3か所ご紹介します。
○海の公園 横浜シーサイドライン 海の公園柴口駅・八景島駅・海の公園南口駅 各徒歩2分
○ふなばし三番瀬海浜公園 JR船橋駅南口→京成バスシステム「船橋海浜公園」行き終点下車
○木更津海岸 JR木更津駅西口徒歩25分
いずれも、電車で行くことも可能ですが、車でももちろん行くことができます。
利用料金がかかる所と、かからない所があるようですので、お近くのスポットの情報を、前もって確認してから出かけてください。
潮干狩りを楽しめるのは、最大干潮時間の前後2時間くらいなので、その日の干潮時間を必ずチェックしてから出かけることも大切です。
干潮時の少なくとも1時間前にはついて遊べるようにすると、まるまる2時間遊べるということになります。
干潮時間は、潮干狩り場のホームページにも載っていますし、海上保安庁 海洋情報部 潮干狩り情報というサイトで全国の主なスポットの情報を確認することができます。
1. 潮干狩りに適した服装
春から初夏にかけての季節なので、天候次第で暑くも寒くもなります。
どちらにも対応できる服装で出かけると良いでしょう。
暑さ対策→帽子、日焼け止め
寒さ対策→長袖の服装、上着
小さなお子さんは、夢中になって、潮干狩り時の服は必ず泥だらけになります。服の上下、下着、靴下など、もう1セット替えを持って行ってください。
下だけ水着に着替えさせておくのも手です。しゃがんでアサリを探すので、
そのうちお尻をペタンとついてしまいます。
女性の場合、白いパンツはさけたほうがいいですね。注意をしていても、絶対におしに泥がはねてしまいます。
汚れてもいい服装、または替えの服を持っていきましょう。
また、干潟には、割れた貝のかけらなど、足をキズづけるものがたくさん落ちていますので、裸足よりは、ビーチサンダルなどを履いた方がよいです。
長靴は、水や泥が入って歩きづらくなるので気をつけてください。
2. 持ち物
潮干狩り用→熊手、バケツ、軍手やビニールの手袋、ポリ袋
持ち帰り用→あさりを入れておくきれいないれもの、新聞紙、海水
まず、熊手がないとアサリを取ることができません。
熊手をレンタルしている所もあるようです。しかし、混んでいたら、熊手も全部貸出中になることもあるでしょうから、熊手は必ずもって行った方がいいでしょう。素手で取るのは無謀です。
お昼→お店もあるでしょうが、おにぎりなどを持って行った方が、無難です。
しゃがんでアサリを取るのは、けっこう疲れるので、店まで行って並んで注文してとなると、ストレスがかかります。
水筒など飲み物、タオル、ばんそこうなどは持っていきましょう。
3. アサリの取り方
波打ち際に多くいるのですが、熊手で砂をかいた後に、波がくるとアサリが砂の中から上がってきます。
波打ち際まで行けないという人は、とにかくアサリの目を探しましょう。
アサリが息をしようと伸ばした入水管と出水管の跡の穴をアサリの目といいます。穴を見つけたら、そのあたりを熊手でかいてみる。1つみつけたらその周りにたくさんいる可能性があります。
何回かいても1つもいない場合、場所を移動して探してください。
ちなみに熊手で砂をかく深さは深くても10センチから15センチくらいです。
4. アサリを持ち帰る
まず、アサリを持ち帰る場合、別途料金がかかる潮干狩り場もありますので、事前に確認してください。
取るのが楽しくてアサリを取りすぎても、きちんと食べきれる量だけ持ち帰りましょう。
取ったアサリは、貝の割れているものを除いて、水道水できれいに洗い、きれいな入れ物にいれ、きれいな海水を浸して持って帰るとベストです。
電車で帰るので、バケツなどでもって帰れない場合は、水を浸した新聞紙にくるみ、ポリ袋などに入れ、持って帰ってください。
帰ったらすぐ、平たいバットのようなものにいれ、砂抜きをして、次の日にはすべて食べるようにしてください。
事前チェックをしっかりして、情報と持ち物を確認してから出かければ、きっと楽しい思い出が作れると思います。