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話を聞ける子にするため親がとるべき方法
- 2015/6/8
人の話を聞ける子どもは学力が高い傾向にあるようです。そう言われると、自分の子どもには、人の話を聞ける子どもになってほしいと思いますよね。そう望むのもいいですが、その前にあなたは子どもの話を聞いてあげているでしょうか。できれば子どもの話を聞いてあげたいと思いつつも、実際の生活は家事に育児にやることだらけ。そのうえ働いていたりすると余裕のある時間はないに等しくなり・・・。なんていっているといつまでたっても子どもの話を聞くことはできません。ともかく、人の話を聞ける子にするには、まず親が子どもの話を聞きましょう。今回は、話の聞ける子どもにするために、親が子どもの話を聞くスキルを提示します
【1.相槌&オウム返し&質問を交互に繰り出す】
聞く力は適度な相槌と聞く態度と質問力で構成されます。子どものまとまりのない話を聞くのは大変かもしれませんが、かならずしも厳密に話の内容を把握してなくても、適度なところで相槌をうつようにしましょう。子どもは話を聞いてくれていることに安心し話を続けます。子どもの言葉尻をとらえてオウム返しをしてあげるとさらに子どもは安心します。
子:今日、学校でね○○ちゃんと遊んだんだ。
母:へえ、○○ちゃんと遊んだんだ。
子:シーソーに乗ったり、ブランコに乗ったりしてね、楽しかったよ。
母:そう、楽しかったんだね。
さらに、質問をはさむようにすると、相手の話を聞いているよというサインになります。
母:シーソーに乗ったり、ブランコにのったりしたほかはなにかしたの?
子:あのねえ、ほかはねえ・・・。
【2.会話泥棒はNG!】
あなたの周りに会話泥棒はいませんか。誰かが先日行ったカフェの話を始めようものなら、すかさず「私、もうそこ行ったよ!」と自分がそのカフェに行った時の話を延々と始める。また誰かが彼氏の話を始めたら、すかさず「そんなことより私の彼はね」と自分の彼の話を始める。大人同士の会話ではNG行動ですが、母親はついこれと同じようなことを子どもにやってしまいますよね。「ママ、今日学校でね・・・」「学校でちゃんと勉強してるの?」「ママ、私ほんとはね・・・」「まだ起きてたの?早く寝なさい!」子どもは親の行動をコピーします。親からこんな対応をされた子どもが、他人の話を聞くことができるようになるでしょうか。もしかしたら未来の会話泥棒になってしまうかもしれませんよ。
【さいごに】
人の話を聞ける子どもに育てるための、親が子どもの話を聞くスキルをご紹介しました。親が子どもの話をきちんと聞いていると、子どもも自然と人の話を聞く子になります。忙しい毎日の中、子どもの話を聞くということは、大変かもしれませんが、人の話を聞けるという能力は本人にとって財産のようなものです。子どもに話を聞くギフトを授けるつもりで、子どもの話を聞きましょう。