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愚痴を聞いてくれない夫に愚痴を聞いてもらう秘策とは?
- 2015/6/8
愚痴を聞こうとしない夫に不満をつのらせていませんか。日頃の姑とのやりとりや、ご近所とのおつきあい、子どもの成長に関する悩みなど、夫に聞いてほしいことはたくさんあるのに、夫に愚痴を話しても上の空。もしくはなんだかんだと理由をつけて逃げようとする。姑のこと、近所のこと、子どものこと、すべて夫にも関わることなのになぜ話を真剣に聞かないのだろうと思うとついつい、夫にイヤミのひとつやふたつ言いたくなりますよね。今回は、そんな不満をつのらせないためにも、夫に愚痴を聞いてもらう方法をご紹介します。
【1.妻の愚痴聞きは男にとって最大の関門?】
家族なんだから「夫が妻の愚痴を聞いてあたりまえ」と思っていたりしませんか。基本的に男性と女性では話を聞くときのスタンスが違います。男性は、テーマに沿って結論へ向けて直線的に話を進めていきますが、女性はテーマからつぎつぎと別のテーマが派生してネットワークを形成しながら話を進めます。愚痴を言うときに、脈絡なく話をすると夫は何をどう聞いたらよいのかわからなくなります。一旦特定のテーマが提示されると、結論がないと落ち着かないからです。ですので、夫は妻が話したいテーマには必ず決着をつけたがります。夫に愚痴を言うと「こうしたらいいよ」というアドバイスをすぐしてきたり、「お前はだめだなあ」と説教をしてきたりしてイラっとしませんか。ただただ「そうだね。君は頑張ってるね」って言ってほしいだけなのに夫は全然わかってない!妻はどんどん消化不良になります。なんとか夫がことごとく繰り出してくるアドバイスや説教をくぐりぬけて愚痴を続けても、それでもやっぱり夫はアドバイスと説教です。結局イライラしますよね。
【2.共感を求めるのは間違っている】
そもそも愚痴を言うときに夫に共感を求めること自体間違っています。話をするとき、男性は解決志向で女性は共感志向だともいえます。女性同士だと「うんうんそうなんだわかるわかる」というノリでいつまででも話を続けることができますよね。相手に共感し、自分も共感する。互いに共感し合うことが話の目的なので女性はいつまででも話ができるのです。一方、男性は話を続けることを目的としているわけではありません、先程も述べましたが、話のテーマが提供されたらそれを解決する方向へと収束します。共感し合うために、だらだら話し続けるなんてありえないのです。
【3.ではどうしたらいい?】
論理的でない話をだらだら続けられても、男性には苦痛でしかありません。愚痴を聞いてもらいたいなら、妻が求めることを最初から宣言しましょう。「聞いてほしい話があるんだけど、でもアドバイスがほしいわけじゃないの。話を聞いてもらうだけですっきりするから10分だけでいいから聞いてもらえる?」。できるだけ簡潔に客観的に話した上で、夫に言います。「聞いてもらえてすっきりした。ありがとう」と夫のプライドをくすぐって終了です。
【さいごに】
夫に愚痴を聞いてもらう方法をご紹介しました。妻は夫に愚痴を聞いてほしい。夫は妻の愚痴を聞きたくない。平行線ですよね。ちょっとしたコツで愚痴聞きを苦手とする男性も耳を傾けるようになります。男性の話の聞き方の特性を理解して、上手に愚痴を聞いてもらいましょう。