今すぐ消したい!開いた毛穴や汚れのケア
- 2017/4/7
鏡を見た時に、鼻やおでこのぽっかり開いた毛穴、気になりませんか?毛穴を目立たせない方法って、たくさん情報があふれていますが、いろいろやってみてもあまり効果がなかったり、逆に毛穴が広がってきたり!やっかいな毛穴対策、役立つ3つの方法を紹介します。
【毛穴って何のためにあるの?】
毛穴は、体毛が生えるためにある、0.1~0.2ミリの小さな穴で、顔には20万個もの毛穴があると言われています。毛穴には皮脂を分泌して、肌や髪が乾燥するのを防いでくれる働きがあります。また、毛穴から分泌される皮脂には、細菌や病原菌から私たちの肌を守ってくれる働きもあるのです。
【毛穴の開きが気になる】
身体に必要な毛穴ですが、顔の毛穴がプツプツ気になることもありますよね。毛穴が開いてしまうのには原因があります。
・毛穴の開閉コントロールがうまくできていない
・加齢による肌のタルミで毛穴がしずく状に広がったままになる
以上のようなことが原因で、毛穴が開いた状態になると、そこに皮脂やメイクなどの汚れがたまり、黒ずんで見えるのです。
【毛穴ケアその1.正しい洗顔】
毛穴ケアには正しい洗顔が最も大切です。自分の肌に合った洗顔料を選びましょう。洗顔で気を付けたいポイントは次の点です。
1.人肌くらいのぬるま湯で洗顔する
冷水洗顔は、毛穴に詰まった汚れを取り除く前に毛穴を閉じてしまうので、きちんと洗浄できないことになります。また、熱すぎるお湯は肌の感想を促してしまうので、人肌くらいのぬるま湯が最適です。
2.洗顔料をしっかり泡立てて使う
肌への強い刺激は毛穴を目立たせてしまうことにつながります。洗顔料は手のひらでしっかり泡立て、やさしく洗いましょう。その際に皮脂量の多い、鼻やおでこから洗い始めると効果的です。すすぐときは逆の順番ですすぎます。
3.洗いすぎない
皮脂や汚れを取り除けば、毛穴が目立たなくなると思って、ごしごし洗いたくなる気持ちは分かります。しかし、洗いすぎて必要以上に皮脂を落としてしまうと、毛穴はもっと皮脂が必要だと思って、皮脂の分泌を増やしてしまいます。ですから、洗いすぎには注意が必要です。
【毛穴ケアその2.蒸しタオルパック】
毛穴のケアに有効な手段として蒸しタオルでパックする方法があります。これはクレンジングでメイクなどの汚れをさっと洗い流した後に行います。水で濡らしたタオルをレンジで温め、顔全体にやさしく押し当てます。そのまま30秒ほどしたら、いつものように泡で洗顔します。こうすることによって、毛穴がしっかり開き、毛穴に詰まった汚れを取り除くことができます。
【毛穴ケアその3.保冷剤を使って引き締める】
化粧水などでしっかり保湿した後に、タオルで巻いた保冷剤を顔に当てると、それまで開いていた毛穴がキュッと引き締まります。こうすることで、化粧水などの保湿成分を逃すことなく、肌の乾燥を防ぐ効果もあります。
以上が、毛穴ケアに有効な3つの方法でした。ここで大切なのは、ケアを行う順番です。順番を間違えると、逆に毛穴の汚れが除去できないうちに毛穴を閉じてしまうことにもなります。正しい順番をまとめておきますね。
1.クレンジング剤でメイクを落とす(人肌程度のぬるま湯で洗う)。
2.蒸しタオルでパックして毛穴を開かせる
3.洗顔料を泡立て、やさしく洗う
4.化粧水などで保湿する
5.保冷剤を使用して、毛穴を引き締める
このような順番になります。毎日繰り返すことで、きっと効果が現れてくるはずです。もし忙しくてできない時は、蒸しタオルパックは週に2回でも効果があるので、試してみてくださいね。