結婚式が欧米化した日本。どんな結婚式をあげたいですか?

  • 2015/12/11
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6月の英語名JUNEとは、ローマ神話の主神ジュピターの妻ジュノーのこと。彼女は結婚の守護神であることから、欧米では、6月に結婚する花嫁は幸福になれると言われています。

いっぽう日本では、6月は梅雨の時期なので、もともと結婚式を挙げるカップルが少なかったのです。
それで、ジューンブライドを取り入れて、あえて6月に式をあげれば、安くできるし、幸せになれますよという結婚式場のキャンペーンからジューンブライドという言葉が広まっていったようです。

ジューンブライドの由来であるジュノーのこと、ご存じでしたか?
日本の結婚式は、欧米の結婚式のしきたりを、多く取り入れていますよね。
欧米の式のしきたりをここでもう一度おさらいしておきましょう。

 
バチェラーパーティ
結婚式の前日の独身最後の夜を、新郎が男友達とバカ騒ぎして楽しむパーティ。
羽目を外しすぎることもあるので要注意。

新郎は式まで花嫁の姿を見てはいけない
式の当日は、別々の部屋で支度をして、新郎は式が始まるまで花嫁を見てはいけないというジンクスがあります。カップルで衣装合わせに行く日本では、なかなか難しいですね。欧米では、当日、初めて新婦の花嫁姿を見て、新郎が感動のあまり涙することも多いとか。

 
Something four サムシングフォー
式の当日、新婦の花嫁衣裳のほかに身に着けるラッキーアイテム4つです。
これを4つ身に着けていれば生涯幸せになれると言われています。
something old(何か古いもの)…………伝統のものや母や祖母から贈られたもの。ジュエリーや母親が結婚式で使ったリボンやベールなど。
something new(何か新しいもの)……新調した新しいもの。一般的には白いもの。花嫁のドレスや長手袋や靴など。
something borrowed(友人などから持ち物を借りたもの)……ハンカチやアクセサリーなどを借りることが多い。
something blue(何か青いもの)………聖母マリアのシンボルカラーブルーを身に着ける。目立たない所に身に着けるため、ガーターベルトに青いリボンを付けたものを着用することが多い。

 
ライスシャワー
米は一粒から増えていくことから、豊潤な恵みと子孫繁栄の象徴とされている。
このことから、二人の今後が、豊かで子宝に恵まれ、食べ物に困らないようにという願いがこめられている。

 
ブーケトス
花嫁が未婚女性に向けて後ろ向きでブーケを投げる。受け取った女性は、次に幸せになれると言われている。幸福のバトンタッチ。

 
ガータートス
挙式のあと、新郎が新婦のガーターベルトを取って、未婚の男性ゲストに向けて投げる。取る際には、新郎は手を使ってはいけないので、ドレスの中にもぐり、口で取らなければならないというルールもある。

日本で、おなじみのしきたりもあれば、なじまないものもありますね。
バチェラーパーティとかガータートスは日本では、流行らないかもしれません。

 
しかし、こう見ていくと、日本の結婚式は、ものすごく欧米式なのですね。
それも、理解できます。映画やドラマなどの結婚式の場面で、女優さんがウェディングドレスを着ていると、美しいですし、憧れてしまいます。
イギリスのダイアナ元妃の結婚式や、最近のキャサリン妃の結婚式が中継された影響も大きいでしょう。本当のプリンセスウェディングですから。女子の憧れですものね。

 
そもそも、昔、日本人は自宅で披露宴を行っていたのです。家どうしの結婚という意味も強かったのだと思います。
それが、料亭で披露宴をするようになり、明治記念館や椿山荘のような日本式披露宴を行える会館ができました。
その後、結婚式専門の平安閣などの結婚式場が全国にでき始め、ホテルがウェディング産業に本格的に乗り出してくると、多くの人がホテルウェディングに憧れ、土日は一日に何件も結婚式が行われ、ピストン方式で披露宴が行われることになりました。
現在では、ホテルウェディングが主流になりましたが、2000年代に入り、ゲストハウスや、レストランウェディングなど、規模の小さな式場も選べるようになってきました。最近は、神前式の需要も高まっています。
あえて、式を挙げないという選択を取る人も増えていますし、二人だけの結婚式を挙げるという人もいるでしょう。

より選択肢が増えた現在ですが、結婚式ひとつにこんなに選択肢があると、かえって困ってしまいますね。
欧米の人は、ここまで選択肢がないので、シンプルな結婚式が多いのだと思います。
既存の形にとらわれない、新たな形の結婚式ってないものでしょうか?
もちろん新郎新婦が幸せそうなら、ホテルウェディングもいいのですが……

 
結婚を控えている人には、どんな形であれ、自分の理想の結婚式を追及して、幸せな花嫁になってほしい。
そして、欧米のマネだけではない、新たな結婚式の形が生まれたら楽しいのにと思いつつ、誰かが、そんな結婚式に招待してくれるのを待ち望んでいます。

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