ゴールデンウィークはパワーチャージ! 京都でめぐる、パワースポット(1)
- 2015/4/21
日本は古代から神々が住まう国。神話、逸話の伝えられる場所は数多くあります。中でも、古都京都には、数々のパワースポットが存在します。今回は、女性にオススメのパワースポットをご紹介します。神々のエネルギーを受け取って、きらきらと輝く毎日を送りましょう。
■身も心も「美人」になろう
賀茂御祖(かもみおや)神社/通称:下鴨神社内、河合神社
京都市左京区下鴨泉川町59
宝石の如き、光り輝く神々の母:玉依毘売命(タマヨリヒメノカミ)
世界遺産としても有名な下鴨神社(正式名称:賀茂御祖(かものみおや)神社)の中にある河合神社は、女性守護として古くから信仰を集めるお社です。この神社で祀られているのが、玉依毘売命(タマヨリヒメノカミ)。
タマヨリヒメは海の神の娘で水を司り、地上の神と結ばれて数々の神々を産みました。その末の子が神武天皇とされます。海から地上に現れたのは、姉神の残した子どもを育てるため。心優しく、多くの神の母神でもある女神は、玉(宝石)のような美貌の持ち主ともされます。そんなタマヨリヒメは、縁結び、美貌、子授け、安産、育児といった女性ならではの願いに寄り添ってくれる、女性にとっての守り神なのです。
タマヨリヒメは水を司る神でもあるため、あなたの心を優しく浄化してくれます。神社を囲む糺の森(ただすのもり)自体も、神聖な空気が流れる癒しのパワースポット。深呼吸して、美人をチャージしてください。
◆美人チャージポイント
「鏡絵馬」
河合神社には「鏡絵馬」と言われる、手鏡の形をした絵馬があります。裏面には顔が描かれているので、そこに自分の化粧品や神社に用意されたクレヨンなどでメイクをして奉納します。メイクをするための「お化粧室」まであるのですから、ユニークですね。理想の美人を描いて、あなたの願いをタマヨリヒメに届けましょう。
「美人水」
休憩所でいただけるカリンの「美人水」は、神社内のカリンでとれた果実と社内でわき出る御神水によって作られたもの。豊穣の秋を思わせる黄金色の美人水を飲んで、体の中から美人を目指しましょう。
「相生社(あいおいのやしろ)と連理の賢木(れんりのさかき)」
河合神社を出て、下鴨神社へ向かって糺の森を進むと、ほどなくある小さな社が相生社。古くから縁結びの御利益があると伝えられています。その傍には、二本の木が一つに結ばれた「連理の賢木」と呼ばれる神木があり、こちらも縁結びの象徴とされてきました。人と縁、男女の縁、仕事の縁、あらゆる縁を結んでくれます。