国際恋愛・結婚で苦労する9つのこと
- 2016/5/23
国際恋愛にあこがれたことはありませんか。外国人男性には日本人男性にない魅力があったりします。国際結婚して「青い瞳の赤ちゃんを生んでみたい」とか、「海外に住んでみたい」なんて、思ったこともあるかもしれません。でも国際恋愛や結婚は、それ独特の問題や困難があるのです。
1.言葉の問題
これは国際恋愛で一番大きな、そして誰もがぶつかる問題でしょう。いくら語学ができる人が、どんなに時間をかけても、ネイティブと同様に話せるようになるのは難しいものです。恋愛関係がうまく行っている間は、言葉が少々うまく伝わらなくても大きな問題にはなりません。しかし、一度関係がこじれてくると、とたんに言葉の問題がクローズアップされます。完全には意思疎通できないことから、誤解や勘違いが生まれ、そのまま自然消滅してしまうケースも。
2.食べ物の好みの問題
それぞれ今までの生活環境が全く異なるところで育ってきた二人ですから、食べ物の好みが合わないことは良くあります。食べ物の好みが合えばよいのですが、そうでない場合、毎日の食事が楽しめなくなることも。常にどちらかが我慢するか、ふたり別々のものを食べることになるでしょう。
3.お金がかかる
国際結婚にはお金がかかります。ちょっと実家に帰ろうと思っても、その都度海外旅行です。お互いの家族に何かあった時に駆けつけるのも、そう簡単ではありません。
4.ビザや保険などの書類手続きが煩雑
結婚するとなると、婚姻届けのほかにもビザの申請・更新、子どもの出生届など、慣れない外国での煩雑な書類処理に追われることになります。
5.結婚観の違い
国によって異なりますが、多くの国では夫婦共働きが一般的です。そのような国では、日本のように結婚退職する女性はあまりいません。ですから、相手の男性もその家族も、結婚してもあなたは働くものと思っている可能性があります。
6.金銭感覚の違い
西洋人の男性は、よくデートも割り勘が基本だと言います。西洋人の中でも、気前よく毎回払ってくれる男性ももちろんいます。しかし、海外の女性は日本人女性ほど、お金の面で男性に依存していないのも確かです。また、結婚しても財布や銀行口座はべつべつに管理するというカップルも多いようです。
7.女性の自立問題
日本人女性が相手の男性の国に住む場合、言葉の問題から仕事を見つけることは困難な場合があります。そうすると、自立するのが難しくなります。これは金銭的な面だけでなく、精神的にも同じことが言えます。言葉ができないと、ビザや子供関係の書類手続きなど、すべて相手の男性に頼ることになり、夫婦お互いにストレスになることがあります。
8.老後の心配
日本人女性が外国で暮らした場合、老後の心配があるでしょう。「ボケて日本語しか分からなくなってしまったらどうしよう」とか、夫が亡くなった後の年金の受け取りなど。
9.宗教の違い
宗教によっては特定の食品が禁止されている宗教があります。また、ラマダンなどのその宗教独特の風習があり、慣れない人にとってはつらいでしょう。
以上のように、国際恋愛・結婚には多くの困難が伴います。しかし、二人で何でも話し合い、不安を理解してもらうことで、より深い関係を築くこともできます。多くの困難を乗り越えて幸せな国際カップルはたくさんいます。外国人、日本人に関わらず、最終的には二人次第なのかもしれませんね。