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対人関係の落とし穴! 口臭予防を忘れずに
- 2015/5/19
気づかないうちに周りに迷惑をかけてしまうのが口臭のやっかいなところです。
対人関係がなぜかうまいかなくなってしまって・・・というときは口臭が原因ということも考えられます。
けれども、口臭は気にしすぎてもネガティブになっていくだけですのでよくありません。
しっかり予防すれば、口臭はほとんどの場合、防ぐことができます。
【口臭の原因は?】
まず口臭の原因を知って対策に役立てましょう。
・起床時
睡眠中は唾液が減って、細菌が繁殖しやすくなります。食べかすを口の中に残したまま寝てしまうと、寝ている間に細菌が食べかすを分解して口臭が強くなります。
・においのするものを食べたとき
ニンニクのようなにおいが強いものを食べれば当然口臭が出やすくなります。
・口の乾燥
口が乾いているときも口臭は強くなります。空腹時は唾液の出る量が少なくなるため、口臭が発生しやすくなります。緊張したときも唾液の分泌量が減りますので注意が必要です。
・タバコ、コーヒー、アルコール
これらも口臭の原因となります。とくにタバコのにおいは吸わない方には強烈に感じられるので、喫煙者は要注意です。
・舌苔
舌が白いときは気をつけなければなりません。これは舌苔といって舌にしついた汚れです。舌の汚れに細菌が繁殖してにおいを発するのです。
ここまでは自然な口臭なのですが、それ以外にも病的な口臭というものがあります。
・虫歯や歯周病
・扁桃炎や蓄膿症
・胃腸がわるい、呼吸器の病気、糖尿病
これらが原因で口臭が強くなっていることもあります。専門医の治療が必要ですので、なるべく早くお医者さんに看てもらいましょう。
【口臭の予防法】
・歯磨き
朝起きてすぐと就寝前の歯磨きはとくに大切です。起床時は口の中に細菌が繁殖しているため、起きてすぐにキレイにしてあげます。寝る前も食べかすを残さないようによく歯を磨きましょう。
・舌苔をとる
舌苔は歯ブラシでとることもできます。歯ブラシで軽くこすって落としますが、力がはいると舌を傷つけるので気をつけてください。
舌苔をとるための専用の舌ブラシも売っています。舌苔が気になる方はこちらのほうがよいでしょう。
・プラークの除去
プラークとは歯垢のことです。歯垢は食べかすではありません。細菌です。細菌が繁殖して歯の周りで固まっていくのです。放っておくと歯周病になって、最悪の場合、歯が抜けます。
歯と歯の隙間に食べかすがつまったときはそのままにせず、必ずフロスで取り除きましょう。また、歯垢はたまってしまうものなので、歯科医院で定期的に除去してもらいましょう。
・清涼菓子などでにおいを防ぐ
タバコを吸ったあとやコーヒーを飲んだあとなど口臭の出やすいときは、ミンティアやフリスクといった清涼菓子やガムを噛んでにおいを消します。とくにガムはキシリトールが入っているものがよいでしょう。キシリトールは虫歯予防にもなります。
口臭予防に特化した小林製薬のブレスケアもあります。
・唾液の分泌量を増やす
ガムを噛むと唾液が出てくるので、ガムを噛むのは効果的です。
よく噛んで食事をすることも大切です。噛まないと唾液の分泌量が減るといわれます。柔らかいものばかりを食べずに、ある程度かたいものも食べ、食べるときはよく噛むようにします。
・口臭予防に効果的な食品
ヨーグルトの乳酸菌の力で細菌の繁殖を抑えることができます。舌苔対策にも効果的だといわれます。
歯磨き後に、砂糖の入っていないプレーンヨーグルトをスプーン一杯食べるという方法が知られています。
その他に果物を食べるのも口臭対策になります。
とくにリンゴとパイナップルが口臭に効果的な果物としてあげられます。リンゴの食物繊維で歯の汚れを落とし、パイナップルの酵素で舌苔を掃除します。
それから、酸っぱいものです。
レモンや梅干しは見ただけでも唾液を分泌させる効果があります。
また酸っぱいものには殺菌作用があるので、口の中を清潔に保つのに役立ちます。