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風邪予防のために「うがい」と「手洗い」はこうやって工夫しよう!
- 2016/10/26
うがいの工夫
基本的にうがいは水道水もしくはうがい専用液で行われることが多いでしょうが、「何でうがいをするのか」、「どのようにうがいをするのか」という2つの点を工夫することによってさらに風邪の予防効果を高めませんか?
【何でうがいをするのか】
・緑茶
緑茶に含まれるカテキンには抗菌作用があり、風邪の予防に効果的であるとされています。
・塩
塩のPh(水溶液の性質を表す数値)は私たちの体に近いため塩うがいが私たちの体に優しいだけでなく、塩うがいによって殺菌効果を高めるという研究結果が出ています。
【どのようにうがいをするのか】
うがいは基本的にのどの奥を洗えば良いとされますが、洗い方を少し工夫するだけでその効果がまったく違います。その工夫とはうがいの際に「まほう」という魔法の言葉を発することです。日本語は母音の言語ですから、「まほう」のそれぞれには「あおう」という母音が隠されています。いつも「あ」の音でしかうがいをしていない、「お」の音でしかうがいをしていないとすれば、その口の形によって洗浄される部分が限定されてしまいます。大切なことは口の形を変えることによって喉のあらゆる部分をまんべんなく洗うことです。さらに、うがいがあまり得意でないという人は最初の数回のうがいでしっかりと吐き、残り1回のうがいで水を飲みこんで下さい。「うがいをした水なのに飲んで大丈夫なの?」という不安の声が聞こえてきますが、多くの人がのどの奥を洗うことができていないため水を飲み込むことは医学的に理に適っているのです。
手洗いの工夫
うがい手洗いと言われるように、風邪予防はこれら2つで1つと言えます。つまり、うがいだけもしくは手洗いだけではなく、うがいと手洗いで1セットと考えて下さい。手洗いは時間と洗い方の2つを工夫しましょう。まず、手洗いの時間は最低15秒、基本的には30秒を目安にして下さい。時間をかけて手を洗うことによって最低限の汚れを落とすことができます。その際、ただ秒数を数えるだけでも構いませんが、例えば自分の好きな歌を口ずさみながら行うなど遊び心をいれてみると良いでしょう。もちろん水洗いだけではなく石鹸を使った手洗いを行うよう心がけて下さい。次に、洗い方において意識しておくべきことは手のしわを伸ばしながら洗うことです。そうすることによって目には見えない隙間の雑菌を落とすことができるため風邪予防には非常に効果的です。