やっぱりジューンブライド? 結婚式に人気のあるのは○月!
- 2015/6/11
20代~30代にとって、結婚式は身近な話題ですね。自分が式を挙げることもあれば、呼ばれることも多くなってくる年代です。結婚式といえば、ジューンブライドが話題になりますが、実際のところ、結婚式を挙げる人気の月や、1番多い季節っていつなのでしょうか?
ジューンブライドとは、6月の結婚という意味です。欧米では古くから、6月に結婚すると生涯幸せな結婚生活ができる、という言い伝えがあります。これは、ギリシャ神話のヘラ(Juno)という女神が由来です。ヘラは最高位の女神で、結婚・出産を司り、家庭・女性・子どもの守護神と云われており、ヘラが守護している月が6月のため、英語で6月がJuneとなりました。また、ヘラを祭る祭礼が6月1日に催されたことから、結婚式を6月に挙げると、女神ヘラの加護を受けて生涯幸せになれるという習慣ができたとされています。ジューンブライドの由来には、他にいくつかの説があります。たとえば、ヨーロッパでは、3~5月の3ヵ月間は結婚することが禁止されていて、6月になっていっせいにカップルたちが結婚し、周りからの祝福も最も多い月だったからとする説や、ヨーロッパの6月は1年で最も雨が少なく、いい天気が続くからという説があります。
一方、日本の6月といえば、梅雨の季節に入り雨の日が多い時期です。日本にジューンブライドが浸透してきたのは、梅雨の季節に結婚式を挙げる人が少ないため、この季節の業績をあげるためにブライダル業界が日本に持ち込んだから、とも言われています。ジューンブライドへの憧れもあり、6月に式を挙げる人は多いです。しかし、実は6月よりも人気があるのが、10月と11月です。その理由は、気候がちょうどいいことにあります。この時期はいい天気が続き、気温も暑くもなく寒くもなく、何をするにもいい気候です。同じ理由で、4月と5月も人気があります。暑くなると汗をかいて、化粧崩れや汗ジミが気になってしまいますし、ドレスは薄着なので寒いのも辛いですよね。実際、これらの月は予約もすぐ埋まってしまいますし、値段設定も高くなっている会場が多いようです。
式を挙げる予定の方は、天気の安定しているときを狙って式を挙げるか、あえてシーズンオフに式を挙げて他のところにお金をかけるか、2人でよく相談して決めましょう。どちらにしろ、素晴らしい結婚式になるといいですね。