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その常識間違ってる!?美味しいご飯の炊き方はこれだ!
- 2016/12/9
せっかく美味しいお米を買ったのに、炊き方が間違っているせいでもったいないご飯を食べている……という人って実は多いんです。
その原因は、間違った常識が広まっていること。
かつて土鍋と薪で炊いていた時代の常識が残っているので、ご飯が美味しく炊けていないんです!
*お米は研ぐもの?
小学校の調理実習でも習ったかと思いますが、「お米は洗うのではなく研ぐもの」と言われませんでしたか?
お水ですすいだら、お米同士をぎゅっとこすり合わせるように研ぐことでお米についた汚れなどが落ちる。と習いますよね。
しかし、じつはこの常識は間違いなんです!
この「お米を研ぐ」という常識は、かつて精米の技術が今よりも劣っていた時代の常識です。
精米の残しがあったためにしっかり研いで綺麗にしましょう、という常識なんです。
現在の精米機は綺麗に、むしろ無洗米にもなるほどの技術ですのでお米を研ぐ必要はなく、表面の汚れを落とす程度に洗うだけでじゅうぶんなのです。
*研いだお米は一晩水につけておく?
お米は夜のうちに研いでおいて、一晩水につけて水分を吸わせた状態で朝炊くと美味しくなる、という炊き方を実践している人も多いのではないでしょうか。
じつはこの常識も間違いなんです!
一晩水につけておくと、お米が水分を吸いすぎてふやけた状態になってしまいます。
ふやけた状態でお米を炊くと、もちろん柔らかすぎるご飯となってしまうわけです。
お米を研いだら、1時間程度水につけておくだけでお米はじゅうぶん水分を吸ってくれます。
*ご飯が炊けたら蒸らす時間が必要?
おばあちゃん世代の人がよく言う常識ですが、「ご飯が炊けたら1時間くらいそのままにして蒸らさないといけない」というのは間違いです。
炊飯器は炊けてすぐが一番美味しい状態になるように炊いてくれるので、それ以上蒸らす必要はありません。
逆に、炊けた状態のまま時間を置いてしまうと、お米が立っているので水分が下へと流れてしまい、上の方は硬いご飯、下の方はべちゃっとしたご飯になってしまうのです。
ご飯が炊けたら、まず一番に上下をひっくり返すように全体を混ぜましょう。
*余ったご飯は保温保存が一番?
最新の炊飯器は保温保存でも炊きたての状態を保つことができる、というものも発売されていますが、そうでない限り保温保存はご飯の美味しさが減っていってしまいます。
水分が抜けてしまうので、ぱさついたご飯になってしまうのです。
ご飯が炊けたら、食べる分以外はすぐにラップで包みましょう。
熱々の状態のままラップで密閉することで、美味しさを逃がさず保存することができます。
熱が取れたら冷蔵庫や冷凍庫に入れて保存し、食べるときはそのまま電子レンジで温めてください。