春の夜に聞きたい! クラシック3選
- 2016/5/9
だんだん暖かくなってきて、いろんな物事が動き出す、そんな春の夜に。なんだかウキウキするようなこんな季節にピッタリのクラシックをご紹介いたします!ちょっと時間を取って一人でゆっくり。それとも大事な人と楽しくお食事しながら・・?いろんなシチュエーションで使えるとっておきを3曲選んでみました!
【春の夜にゼヒ!なクラシック3選】
1:チャイコフスキー:バイオリン協奏曲
まずは超有名な曲から。一昨年、「オーケストラ!」という映画でメインに使われた楽曲だから、聞いたことがある人も多いかも。
チャイコフスキーは生涯でバイオリン協奏曲はたった1曲しか作曲しなかったから、「第○番」等とはいいません。でも、この1曲が本当に素晴らしい(特に第一楽章)。華やかにロマンティックかつメロディアスな楽曲で新しい始まりを迎えるこの時期にはぴったり!大事な人とリラックスして聞いていただける環境だと最高です。
2:ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
次はぐっとシックに。ラフマニノフのピアノコンチェルト2番は、フィギュアの浅田真央が2013~14年のシーズンで採用した曲として有名になりました。
作曲したラフマニノフは、自信をもって世に送り出したピアノ協奏曲1番が全く評価されなかったことにショックを受け、精神的にグロッキーな中本作を製作したとの逸話も残されています。
その逸話もうなずけるようなメランコリックな前半も素敵ですが、秘めた情熱が一気に噴き出す第一楽章の後半からラストが圧巻です!
3:ショパン:雨だれのプレリュード(前奏曲 第15番 変ニ長調 作品28の15)
ピアノだけの、でも大変美しいしっとりとした旋律。まさにクラシックの王道です。
ショパンは短い生涯に多数の美しい作品を残しましたが、なかでもこの小品はショパンの良さが凝縮されているとして特に人気があります。
春の雨に降りこめられた夜など、ベッドにはいりながら一人で聞き入るのがおすすめです。
いかがでしたでしょうか?春は物事や関係が終わったり、新しく始まったりと感情的になかなかアップダウンが激しい時期です。時には緊張が連続したり、もしかしたらメランコリックな気分に落ちてしまうこともあるかもしれません。そんな時、普段は聞かないクラシック音楽を上手に生活に取り入れてみてはいかが?
ちょっとしたことでも気分が変わったり、明日への活力が得られたりするものです。是非一度お試しあれ!