江戸ワンダーランド 日光江戸村で本格的忍者を初体験
- 2017/5/15
最近はテレビで時代劇が放送されることが少なくなりました。再放送や特別番組などで目にすることはありますが、昔ほど子ども達の目に「昔の日本」の姿が映らなくなってきています。それでも漫画やアニメで知る「忍者」が子ども達は大好き。栃木県日光市にある「江戸ワンダーランド 日光江戸村」では、その忍者になって遊ぶことができます。テーマパーク全体が江戸の街並みを再現していて、スタッフも江戸時代の人々の格好をしています。忍者になって遊びながら、江戸という「昔の日本」の姿を知って、日本の歴史にも興味を持ってくれようになると嬉しいですね。
■江戸時代を体験!楽しい忍者修行
子ども向けに職業体験が用意されています。忍者、岡引、剣術体験のプログラムがありますが、やはり人気なのは忍者体験。史実に基づいた忍者修行、手裏剣投げや葉隠れの術、忍者走りなどを行います。「葉隠れの術」と聞いてもどんな修行をするのか想像するのが難しいですが、忍術を身につけられると思うとワクワクしますね。忍者走りもマスターできれば、子ども達も学校で友達にお披露目したくなるかもしれません。体験後には認定証や修了証明書が発行されるので、「やり遂げた」という達成感も感じられます。子ども達の修行姿、できればビデオで押さえておきたいところです。
■せっかくだから、子ども達をカッコヨク!カワイク!
せっかく「江戸時代」にやってきたのだから、ということで江戸の人々の姿に変身することができます。刀を差してキリッと決める忍者や新撰組隊士、あるいは明るい衣装がかわいい町娘に子ども達を変身させてみませんか?カッコイイ、カワイイ姿を記念にいっぱい撮影してあげて下さい。しかも、日光江戸村では変身した子ども達の役に合わせて町の人々が声をかけてくれます。子ども達が役になりきってどんなやりとりを見せてくれるのか楽しみです。
■水戸黄門と言えば、あの人!
子どもの好きな遊びのコーナーもあります。手裏剣道場で手裏剣を投げて矢場で弓を引いたり、お堀を巡る屋形船から江戸の街並みを眺める優雅な「お遊び」をしてみたり、江戸村ならでの遊びを楽しめます。是非、試して欲しいのが「弥七手裏剣」です。水戸黄門でおなじみの「風車の弥七」。彼が投げるのが風車のついた手裏剣ですが、知らない子ども達も多いでしょう。ここはパパやママの出番かもしれません。見事的中させれば、的に突き刺さる風車手裏剣の格好良さ、子ども達にもきっと伝わることでしょう。
■時代劇を生で見よう!「水芸」って知ってる?
時代劇の中でもしばしば、「芝居見物」の場面が出てきます。それくらい、芝居見物というのは江戸の人々にとって大切な娯楽でした。江戸の人々になったつもりで、お芝居を楽しんでみませんか?忍者のアクション、遠山の金さんのお白洲(おしらす)に人情芝居と演目も様々です。今では滅多に見ることの出来ない「水芸」も上演されています。千年以上続く伝統芸ならではの磨き上げられたイリュージョン、子ども達の目にはどんな風に映るのでしょうか。
日光江戸村には「ニャンまげ」という、ちょんまげをしたちょっととぼけた感じのネコのキャラクターがいます。ニャンまげ劇場ではムービーも上映されています。家族みんなでニャンまげに会いに出かけてみませんか?