お手軽!リーズナブル!で満足できる、博物館デートって!?
- 2016/12/2
あなたはデートで美術館へ行ったことはありますか。
「真面目な雰囲気で堅苦しい、会話が盛り上がらない」「見てもあまりよくわからないし、しゃべっていると怒られそう」などの理由で敬遠する人もいるかもしれませんね。そこで、もう少し気軽であまり知識や興味がなくても十分楽しめる「博物館デート」はいかがでしょう。
●マップル観光ガイドの「全国の人気博物館ランキング」は……
1位 東京国立博物館(東京都台東区)
日本を中心にアジアの歴史資料、美術品など約11万件以上が収蔵。
2位 商いと暮らし博物館(愛媛県喜多郡内子町)
江戸時代後期から明治時代の建物を利用した博物館。
3位 松本市時計博物館(長野県松本市)
和時計、掛時計、置時計など和洋の古時計資料約600点を所蔵。
4位 山形県立博物館(山形県山形市)
山形県を中心に、自然・人文の資料を収集・展示した総合博物館。
5位 福井県立恐竜博物館(福井県勝山市)
6位 市立大町山岳博物館(長野県大町市)
7位 北九州市立いのちのたび博物館(福岡県北九州市)
8位 東京国立近代美術館フィルムセンター(東京都中央区)
9位 東武博物館(東京都墨田区)
10位 京都国立博物館(京都府京都市)
(11位以下は、こちらを参照→ http://bit.ly/1v6uJyd )
いかがですか。行ったことのある博物館はランキングに入っていましたか。このランキングでは26位ですが、ぜひ一度行ってもらいたい博物館があります。
●時代物に興味がない人も「こんな博物館があるんだ」って、きっと満足!
それは、「江戸東京博物館」(東京都墨田区)です。オープン当時も首都圏ではかなり話題になり、すでに15年以上はたっていますが、東京にすむ人でも意外に行ったことがない人が多いんですよね。
博物館と聞くと堅苦しいイメージですが、ここは、実物大模型や当時の様子を忠実に再現した緻密なミニチュア(でも、スケールは大きい!)、豊富実物資料により、江戸と東京の文化や人々の生活を楽しみながら見たりさわったりできるんです。時代劇好きはもちろん、江戸時代や東京に興味がなかった人でも十分楽しめるはず。しかも入場料は大人600円とリーズナブルなのもウレシイですね。
館内は「江戸ゾーン」「東京ゾーン」というメインの常設展示と「第2企画展示室」で構成されていて、メインの常設展示場(5、6階)をじっくり見て回るだけでも3時間以上はかかります。
江戸ゾーンに入場して最初に圧倒されるのは、原寸大に復元された木造の江戸時代の「日本橋」です。また実物大で再現された長屋は、八百屋さんの野菜までがリアル。歌舞伎座や日本橋の精巧なミニチュアでは、町を行き交う人々の姿がイキイキと再現されています(現在の繁華街とそっくり!)。
東京ゾーンでは、文明開化、産業革命、下町の庶民の暮らし、空襲や震災からよみがえった町など、明治〜大正〜昭和の東京を動くミニチュアや実物資料で紹介しています。
大名の駕籠に乗ったり、千両箱を持ち上げたり、タイヤの大きさが極端に違うダルマ自転車に乗ったりする体験コーナーも充実しています。
動く展示物では、歌舞伎の舞台の仕掛けや路面電車の走る銀座の町を真上から見下ろせたり。展示物以外にも大画面を見ながら、やじさん、きたさんになって東海道中をクイズで楽しめます。お土産フロアも充実していますよ。
日・米・中・韓国語の解説も聞けます。
2015年3月28日から常設展示をリニューアルオープンしますので、この機会にぜひ足を運んでみてください!
「江戸東京博物館」
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/
- 場所:東京都墨田区横網1丁目4-1
- アクセス:地下鉄大江戸線「両国駅」からすぐ。有料駐車場あり。
- 営業時間:9:30~17:00(土曜は19:00まで)
- 料金:大人600円、大学・専門学生480円