ちょっと知っておきたい花言葉あれこれ
- 2015/4/22
たとえば誰かにプレゼントとして花束をもらった時、その花束にプレゼント以上の意味があるとしたらステキだと思いませんか。誰かにお花を贈る時、ちょっと意味のある花束にしてみたいと思いませんか。花言葉を知っていればそんな花束を贈られたり贈ったりできます。もちろん知らなくても問題は無いのですが、ちょっと知っていたら自分も相手の方も嬉しいと思うのです。
恋人同士ならよく贈られるのはバラの花束でしょうか。バラを愛の花と思っている人は多いですよね。でもバラだって色ごとに花言葉は違うのです。赤いバラなら確かに「情熱」や「あなたを愛しています」の意味があります。でも黄色のバラには「平和」や「友情」の他に「嫉妬」の意味もあるんです。白いバラには「尊敬」「純潔」といった意味が、ピンクのバラは「かわいい人」なので男性には不向きですね。
男性に花束を贈ることは珍しいと思いますが、退職時や栄転時などに感謝とお祝いの気持ちを込めて贈ることならあります。赤いバラは確かに華やかですが、花言葉を知るとちょっと考えますよね。ここで紫のバラなら「誇り」「尊敬」の意味がありますし、虹色のバラなら「無限の可能性」が花言葉です。ホワイトレースやカスミ草はたいていの花束に入っていますが、花言葉は「感謝」なんですよ。ただ添えられているわけではないのです。
家族や友人に感謝を込めてのプレゼントならどんな花がいいでしょうか。お母さんに贈る花は赤いカーネーションが定番ですが、「母への愛情」「清らかな愛情」といった意味があります。ピンクならばずばり「感謝」ですから、いろいろ組み合わせるのもステキですね。「感謝」を花束にするならダリアは定番ですし、バラならばダークピンクがありますよ。
もしも誕生日のプレゼントなら、誕生花を花束にするのはどうでしょうか。もっとも花束にはむいていないものもありますから、そんな時には贈りたい気持ちを花束にしてください。感謝や尊敬や友情など、さりげなく想いを込めて贈れるのが花束のよいところです。わかってもらえない場合に備えて、小さなカードに花の名前と花言葉を書いて添えれば、これ以上ないプレゼントになるのではないでしょうか。
花言葉を知っていたからといって、何か特別なことが起きるわけではありません。でももし落ち込んで歩いている時、ふと見つけた花屋さんにガーベラがいっぱい飾られていたら、そして花言葉が「希望」だと知っていたら、なんだかいいなあと思います。ささやかなことであっても花言葉ひとつで幸せになれるなら、それはとても良いことですよね。最後に皆さんにジンジャーの花を贈ります。花言葉は「豊かな心」です。