- Home
- LIFE-STYLE, 生活雑学
- こどもの日のお祝いはなにすればいいの?
こどもの日のお祝いはなにすればいいの?
- 2015/4/16
5月5日は「こどもの日」。
端午の節句といわれ、男の子の健やかな成長を祈願する、お祝いの日になっています。
「うちには息子がいるけれど、端午の節句には何をすべきなの?」っという方のために。
端午の節句の風習のうち、簡単にできそうなものをまとめてみました。
■こいのぼりを飾る
息子さんが元気に成長するようにと願いを込めて、こいのぼりを飾りましょう。
鯉は昔から縁起の良い魚と言われています。
また、汚れた水の中でもたくましく生きる魚です。
そこから、鯛のように生きてほしいという願いをこめて、こいのぼりを飾るようになったといわれています。
家のベランダなどにこいのぼりを泳がせるのが一般的です。また、こどもの日が近くなると全国各地で大きなこいのぼりが見られます。
・群馬県館林市・・・ギネス認定された1000匹のこいのぼり
・神奈川県相模原市・・・「泳げ鯉のぼり相模川」川に泳ぐ1200匹のこいのぼり
・高知県四万十町・・・四万十川を渡る「こいのぼりの川渡し」
・兵庫県神崎郡・・・神崎いこいの村にて、大小1000匹のこいのぼり
■兜をかざる
兜は本来、戦のときに自分の身を守るためのもの。
そこから、男の子を病気や事故・災害などから守ってくれるようにという願いをこめて、兜をかざるようになりました。ちなみに、外に飾るこいのぼりと、内にかざる兜はセットで飾るのが正しいようです。
兜と一口に言っても、色々な武将のデザインがあります。一番人気なのは伊達政宗。他にも徳川家康、直井兼次、上杉謙信、武田信玄などたくさんの種類があります。自分のお気に入りの兜を選んじゃいましょう。
■菖蒲湯につかる
菖蒲は薬草の一種で、病邪や悪疫を払うといわれています。暑い夏を元気に過ごせるようにとの願いをこめて、こどもの日に菖蒲湯につかるようになりました。お風呂に薬草を入れる薬湯としては、他には冬至のゆず湯があります。
菖蒲をお風呂に入れるときには、
・葉が長いまま入れる
・葉を刻んで細かくして入れる
のどちらでも良いようです。
■柏餅・粽を食べる
柏餅は、上新粉とくず粉で作る「しんこ餅」を、あんこと一緒に柏の葉で包んだものです。
柏の葉は新芽が出るまで古い葉が落ちずにいることから、子孫繁栄の意味をこめて食べられるようになりました。
粽は、「端午の節句」という行事そのものと一緒に、中国から伝わってきたものと言われています。中国では5月4日に節物として粽を作り、親戚や知人に配ってまわるそうです。ちなみに、柏餅を食べる風習は東日本を中心に広まり、粽を食べる風習は中国から伝わったので西日本を中心に広まったようです。
あなたの出身地域では、どちらを食べていましたか??