音楽をもっと楽しむためにぜひ知っておきたい音と音楽の三要素

  • 2017/2/15

音楽とは読んで字のごとく「音を楽しむ」ことであり、三要素などとお堅い話は本来どうでも良いことかもしれません。
ところが、音と音楽の三要素という少しだけお堅い話を頭に入れておくことによって、クラシック音楽はもちろんのこと、現代音楽においてさえその聴き方に決定的な違いが生まれるのです。
なぜなら、ほとんどのアーティストは大なり小なり自らのジャンルを確立し、それに見合った音楽理論を取り込んでいるからです。

音と音楽の三要素
さて、音の三要素とは「強弱(大きさ)、高低(高さ)、音色(音質)」であり、音楽の三要素とは「リズム(律動)・メロディー(旋律)・ハーモニー(和声)」の三つです。言われてみればそれぞれなんてことのない三つかもしれませんが、頭で理解するほど簡単なものではなく、その奥深さたるや嫌気が差してしまうほどのものなのです。

音の三要素
音の三要素にはざっと言って「大きさ・高さ・音色」の三つがあります。より分かりやすく理解するために学生時代をたとえにお話しします。
まず、大きさとは威勢の良い男子の声が「うるさい」という場合とおとなしい女子の声が「小さい」という場合のそれぞれをイメージすると分かりやすいでしょう。
次に、高さとは変声期以降の男子と女子の声の高低差であり、音色とは澄んだような声の人とガラガラな声の人、枯れたような声の人など様々であることをイメージすると分かりやすいでしょう。どれが良い悪いという価値基準はジャンルごとに存在するとしても客観的には存在せず、本質的には主観的に良いと思うものが良く、悪いと思うものが悪いと言えるでしょう。

音楽の三要素
続いては音の三要素を前提に音楽の三要素について確認してみましょう。
音の三要素とは何かの伝達が耳に伝わった瞬間の全てを指します。一方、音楽の三要素とは一般的かつ基本的に音楽理論に則っている必要があり、流れてくるものを音楽と認めるかどうかはこの基本的な条件に合うかどうかによると言えます。つまり音が音楽に変わる瞬間を作り出すものこそこれら音楽の三要素と言えるのです。

リズムという刻み
まず、リズムとは拍(子)やビートなどと言われる言葉のことであり、難しい専門用語では律動と表現されます。律動とは規則的にある動きが繰り返されることであり、クラシックにおいてはその律動がいくつかの節目に変化していきながら組み合わされていきます。
また、現代のテクノミュージックなど刻みの強いジャンルは音楽の三要素のうちリズムに軸を置いたものと言えるでしょう。また、インドの古典音楽は輪廻転生という人生観からそのリズムが周期的であることが知られています。つまり、音楽の三要素は必ずしも均衡していなければならないわけではない、要するに均衡(バランス)ではなく優先順位(プライオリティー)という考え方を持って音楽に向き合うという新しい世界観を示してくれているのです。リズムという一つの概念をある程度理解することによって、音楽を通じての一種のカルチャーショックを味わうことができるのです。

メロディーという流れ
次に、メロディーは旋律と表現されますが、要するに一つの音楽の流れのことを指します。メロディーが流れ、つまり線だとするならば前述のリズムはその細切れ要素としての点と言えます。
そもそも何を持ってメロディーとするかにもよりますが、現代のように音楽を作る作曲家や作詞家、さらに音楽をステージで実際に演奏する音楽家がいることなどを前提とするならば、ジョン・ケージという音楽家の『4分33秒』はこのメロディーという概念はもちろん、リズムもハーモニーもないという意味において音楽と言えるのかどうか議論を巻き起こしています。
なぜなら、音楽とはリズムの指示やメロディーを表す音符、そして流れのあるメロディーに休みをいれる休符などが存在するにもかかわらず、『4分33秒』は題名の時間、常に休符の指示であり、ステージ上で静かにしているだけというものだからです。

ハーモニーという心地よさ
ハーモニーとは和声であり、一時期特に流行った「ハモり」に代表されるあの心地よさを指します。
ハーモニーという理論や考え方が確立するようになったのはリズムやメロディーに比べ新しく、これからの音楽は前述のリズムとメロディー、そしてこのハーモニーの三大競争、そしてさらなる競争相手の登場を予感させます。
なぜなら、これらは音楽を構成するそれぞれの要素ではあっても、これら三つがバランスをとらなければならないわけでないからであり、さらに、現代の音楽がますます「音を楽しむこと」に焦点を当てるようになってきていることからここにない新しい概念の登場が避けられないと考えることは妥当であると言えるからです。

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