日米ファッション意識の違い

  • 2017/3/3

私は小さい頃からファッションが大好き。 今年で30歳になりますが、いつでも「素敵なスタイルを持つ女性」でありたいな、と思っています。
私は現在ハワイ在住。 こちらに移住してからファッションに対する意識や考え方がだいぶ変わりました。 また日本とアメリカとの違いもよくわかるようになりました。
今回はそんなファッションについて、日米の違いをお話致します。

私は小さい頃からファッションが大好きで、お小遣いのほとんどをファッション雑誌に使いました。 コーディネートや服のブランド、華やかなモデルさんたちを見るのが好きでした。 憧れのモデルさんが着ている服を欲しくなったり、メイクや髪型を真似してみたり。

中学生、高校生まては校則が厳しくて、好きなファッションが思うように出来ませんでしたが、大学生になってからは、そんな校則の反動が爆発したかのように、ヘアカラーで髪を明るくしたり、ピアスを開けたり、ネイルサロンに行き、ファッションも色んなスタイルにチャレンジしました。

社会人になっても、私の物欲は止まりませんでした。 最近ではSNSで好きなモデルさんやタレントさんの私服姿が見られるので、「同じ服が欲しいな」と欲しいものリストはいつも服や化粧品でいっぱいでした。 日本にいると、最新情報が多いので、ファッションだけでなく、旅行やイベントにも「行きたいな」と思ったし、新しいレストランや話題の食べ物があると、「食べてみたいな」と思ったり。

とにかく「〜したい」という欲求が止まらなかったのです。 日本は購買意欲をそそられる情報が本当に多いです。 朝のテレビ番組でも最近はやりのワンコインランチとか、この街の人気のパンケーキ屋さんとか、スターバックスの新メニューとか、実に細かい情報が目に入ってきます。

日本にいると、特に情報収集しなくてもニュースの中で流行りものを紹介してくれるし、友達や仕事仲間との会話で何が流行っているからわかるんですよね。
アメリカではそういったきめ細やかな最新情報は日常では目に入りません。 流行り物の情報は断然日本のほうが早いし、優れていますね。 日本はとても忙しい生活をしていますが、流行り物が大好きです。

例えばいま星野源さんの「恋ダンス」が流行っていますよね。 一度人気になると全国的にバッと広がります。 一時くまモンが流行ったときもすぐにコンビニやスーパーマーケットにくまモンコーナーが出来たし、オンラインショップでもすぐにくまモンコーナーがおすすめ欄に出てきました。

日本のこのような流行り物に対する商品化と情報のスピード、そして商売につなげる才能は本当に凄いです。 日本を離れるとさらに感じます。 アメリカはというと、全米が同時にみな好きになる流行り物というのは、まずありません。

アメリカは実に様々な人種の人間が住んでいます。 よって好み、テイストは国によっても違うのです。 食べ物にしても、インド系はカレーを好んで食べるし、日本系は和食を好んで食べるし、イタリア系はピザを好んで食べます。国によって好みは、違うのです。

またアメリカ人は「人と同じ事がすきではない」という考えを持っています。 ほとんどのアメリカの学校は校則がありません。 たから自分で私服を選んで学校に行きます。 そしてアメリカは18歳になったら、ほとんどの人が自立をします。 いつまでも親の家には住めないのです。

小さい頃から「独立」する考えを持っているのがアメリカ人。 だから人と同じ事をしたり、同じ服を着たり、流行っているからとう理由でものを買ったりしないんですね…。 だからファッションでもとても個性的なんです。

私の友人はつい最近気分がブルーだったから、ヘアカラーをブルーにしました。 翌週にはピンクの服をいっぱい買ったからやっぱり髪をピンクにする!といって部分的に髪をピンクに変えました。

アメリカ人のファッションはスタイルは自分で決めるのが基本。 日本人は、巻き髪が流行っているから巻くとか、ミラーネイルが流行っているからやってみるとか、人の影響をすごく受けやすいと思うんです。

だからテレビで「フープピアスが人気です!」といえば次の日みんなが一斉にフープピアスを買いに行く…。 そういった現象が起きます。 だから日本は情報が絶え間なく報道される限り、みんなの欲が満たされることはないし、いつも絶え間ない欲求との戦いとなる。 終わりがないんです。 「あれ欲しい」「これ欲しい」を繰り返すわけです。

しかし私は日本に来てから無駄なお買い物がなくなりました。 ハワイは、一年中夏服でokという気候のせいもあるかしれませんが、「あれ欲しい」「これ欲しい」と思和なくなったのです。 もちろん欲しいものは我慢しないで買いますが、一回で何万円も買ったり、化粧品の全色買いとか、大人買いのような買い物の仕方は一切なくなりました。

周りの女の子たちも、ショッピングの仕方は、「自分の感性」に合うものを選んで買うと言っています。 もちろん彼女たちはキム・カーダシアンやテイラー・スウィフトのインスタを見てファッションチェックしていまが、あくまで参考までなんです。

私はハワイに来てから買いたいものがなくなってきたので、欲しいものリストを作らなくなりました。 本当に必要なときに自分が好きなスタイルの服を選ぶようになりました。 
決して雑誌の誰かが着ていたからという理由ではありません。 生活スタイルに無駄がなくなったのです。

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