夏こそ保湿!ベタつかないスキンケア・メソッド
- 2015/4/30
夏は冬ほど乾燥しないと油断している人がたくさんいますが、エアコンなどで肌は砂漠の様になってしまいます。でも汗をかく時期なので、濃いテクスチャーのスキンケア用品が使えなくて困ってしまいます。そこで夏にべたつかないスキンケアが出来るメソッドを考えてみませんか?
一気に保湿しようと考えると、とろみのあるテクスチャーがあれば最強化粧水だと勘違いしてしまいます。良く美容雑誌にも「肌が手の平に吸い付く漢字があればOK」と書いていますので、これで問題ないと思ってしまいますよね。これが間違いのもとなのではないでしょうか?その化粧水は本当に肌の奥まで浸透しているのかと言うことが問題になるからです。乾燥肌の方も言っていますが、「サラっとした化粧水は保湿している実感がない」と言います。実は、このサラっとした化粧水こそバシャつけや重ね付けが出来るメリットを持っている最強化粧水なのではないでしょうか。ただし、サラッとしていても美容成分の粒子が大きいと、結局肌の奥までは浸透しないので効果は実感できないと思います。特にコラーゲンは成分の粒子サイズが大きいので、思っているほど浸透していないことで有名です。サラサラ系化粧水の中から、「ナノ化」「浸透性」と明記しているものを選んで使ってみてください。
浸透させるコツは、ホットタオルで肌を柔らかく毛穴を広げてから洗顔をして、化粧水を浸透させてから冷たいタオルで毛穴まで引き締めてください。この方法だと美容成分が浸透しやすくなります。美容液やクリーム・乳液の後に冷やすと、油分を固めて肌の上でダマになるので、洗顔をした意味がなくなってしまうからです。化粧水を浸透させてから毛穴を閉じて、その後にクリームや乳液で浸透した化粧水が蒸発しないように閉じ込めてしまいましょう。洗顔前に温めるのは5分間程度、冷やすのは1分程度が理想的です。
20代ではあまり実践しない方法ですが、ハンドプレスで化粧水を押し込むようにすると浸透力が高くなります。一見すると面倒なハンドプレスも、1か所あたり20をカウントするだけでかまわないので簡単ですよ。
保湿効果の高さを期待して、自分の年齢より上の人が使っているスキンケアで大丈夫と思っているなら、それはやめておきましょう。過剰な油分のせいで肌バランスを崩すリスクもあります。スキンケアアイテムを年齢より上に合わせるのではなく、スキンケアのテクニックを盗んだ方が、20~30代の肌質をキープできるようになります。