ゆで卵ダイエットについて考えてみる
- 2017/2/8
豆乳、バナナ、生姜、リンゴ・・・。メディアを通して巷で流れているダイエット食品は数知れず。
「ゆで卵 ダイエット」と検索すると結構出てきます。ダイエット食品通の間では、ゆで卵ダイエットはそこそこ知れ渡っています。しかしながら、「高コレステロール」といったイメージが強く、健康食≒ダイエット食品という風潮の中では、なかなか思いつかなかった人も多いと思います。以下にゆで卵が持つダイエット効果と、ゆで卵ダイエットの留意点、オススメメニューを紹介していきます。
ゆで卵が持つそのパワー
1. 脂肪燃焼促進
卵に含まれるビオトンという物質は、カロリー消費効率を上げる働きがあります。朝にゆで卵を採ることによって、一日元気に活動することができるでしょう。
2. 豊富なたんぱく質
ダイエットには必須の栄養素、タンパク質。これによって体の新陳代謝を促進させ、太りにくい体を作ることができます。ゆで卵には、そのタンパク質が豊富に含まれています。
「肉のような脂分は控えたい、豆類は苦手」といった方には卵によるタンパク質摂取をオススメします。
3. 腹持ち
ゆで卵は空腹を抑える作用があります。ダイエットにおいて、最もネックになるのが腹持ちです。ゆで卵を採ることによって、ストレスなく食事制限をすることができます。
脂肪燃焼、タンパク質、腹持ちと、ダイエットに必須な要素を兼ね揃えたゆで卵の魅力を知っていただけたでしょうか。それでは、次にゆで卵ダイエットをする上での留意点について話していきます。
ゆで卵のダイエットの留意点
「ゆで卵ダイエットに失敗した」という話もよく耳にします。実はゆで卵ダイエットは方法を間違えると逆効果になりかねません。ここで、ゆで卵ダイエットの注意点を説明していきます。
1.マヨネーズはNG
ゆで卵に最もあう調味料。実はこのマヨネーズが危険。仮に皆様が卵に対して悪いイメージを持っているならば、それは卵ではなく、マヨネーズが原因かもしれません。
脂質が多いマヨネーズがダイエットに不向きであることは言うまでもありません。卵を採るのと同時にマヨネーズも多く採ってしまわないように気を付けましょう。
2. 揚げ物はNG
揚げ卵、卵天ぷら等はやはり上記と同様の理由で控えましょう。本記事で「ゆで卵」と敢えて表記している意図はそこにあります。「ゆで」卵を採るのであって、揚げるまではしないようにしましょう。
卵自体は低カロリーですが、卵料理は高カロリーなものが多いです。高カロリー、高脂質なものはやはり採るのを控えましょう。それでは最後に卵ダイエットオススメメニューを紹介します。
卵ダイエットオススメメニュー
脂肪燃焼効果が高く、腹持ちの良いゆで卵は、やはり一日の始めである朝に採ると良いでしょう。卵のお供になる食材は低カロリー、高ビタミン、低脂質なものにし、また食のバランスも考えると以下のような食生活を提案します。
朝食
ゆでを卵2個使ったサラダ レモン等のかんきつ類
昼食
フルーツ、トマトやジャガイモを使ったサラダ等
夕食
鳥・魚料理、野菜炒め等
ゆで卵は何分茹でれば最も美味しく、効率良く栄養分を採れるかに関しては諸説ありますが、大体10分程度と言われております。ゆで卵ダイエットは、単に卵を採るだけでなく、調理方法、一緒に食べる物、採るタイミング等と、突き詰めていけばどんどんと奥が深くなる面白さがあります。
1つ、好奇心を掻き立てるインターネットの面白い利用方法を紹介します。「〇〇(食品・料理名) ダイエット」で検索をかけてください。「えっ?こんなのもダイエット効果があるの?」という記事がたくさん出て来ます。「ラーメンダイエット」、「米ダイエット」といった、ありえないような検索ワードでも意外に引っかかります。○○にどう考えてもダイエットに不向きな食品・料理を入れてみてください。意外な発見があり、目からうろこな情報に巡りあえるでしょう。「カロリーが高いからダメ」→「腹持ちが良いから少量で済む」といった発想の転換は、食の幅を広げ、よりストレスなくダイエットに臨むことができると思います。