おしゃれな人は持っている!フランス発マルシェバッグ
- 2017/1/25
国内外の人気ファッションブロガーや、おしゃれな人のインスタクラムの写真で多々見かけるネット状のバッグ。密かに流行っているこのバッグ、みなさんはもう知っていますか?
フランス生まれこのバッグは、ストリートやマルシェで持っている人をよく見かけるくらい本国でも大人気のバッグなのですが、実はこういったネットスタイルのマルシェバッグはむか〜しの定番で、コットンエコバッグなどの波に押されしばらくは姿を消していたそうです。それがある会社が販売したネットバッグがきっかけでまた人気に火がつき、その情報が日本に届き密かにブームになっているというわけなんです。日本人にとって目新しいデザインけれど、今のフランス人にとっても”第二のブーム”のように、ある意味新鮮味のあるデザインだったのですね。
話は戻りますが、このネットバッグブームの火付け役とその”ある会社”を調べてみると、けっこう面白い経緯で誕生していたので、みなさんと共有したいと思います。
このネットバッグを販売しているFilt社(フェルト社)は、1860年にフランス北西部のカーンに設立されているので、すでに170年近い歴史を持っているのですね。てっきり老舗のカバン屋さん?なんて思っていたら、それがどっこい元々はネットやロープ、キャンドルの芯を手作業で作るところからスタートしており、その後、機械の発展に伴い工場を持つほどに企業が拡大していたったそうです。そして現在ではハンモックや漁業に使う網、バスケットゴールやテニスなど、ネットやロープを中心とした商品を生産しています。つまり現在でも特にバッグ専門の会社でもなかれば、アパレル会社ですらなかったのです!
これには少し驚きましたが、だとしたら性能は間違いないはず!だって漁業にも使われるほどの強度、ハンモックのような収縮性を持っているはずなのだから。実際に購入した人のレビューを読んでみると、「コットン100%素材なので柔らかくて伸縮しやるいので、ついついたくさん買い物した時でも、しっかり収まる。」、「すごく丈夫なので、重いものを入れても問題ないし、長く使えるのが嬉しい。」、「くしゃっと丸めると本当にコンパクトになるので、ポケットに入れて出かけて、お買い物するときに取り出して使っています。」などという意見が多かったので、使い心地は本当に間違いなさそうです。
お買い物バッグとして、ファッションとしても持てるデザインなので、使い勝手が良さそうですよね。フランスではマダムが野菜や果物を買いに行く際のマルシェバッグとして使っていたり、若い子たちが財布と携帯だけぽんっと入れてカフェに行っている光景など、幅広い層で親しまれているのを目にします。取り扱っているお店もおしゃれな雑貨屋さんだったり、デパートだったりまちまちで、観光客向けのおみやげやさんでも見かけたことがるので、海外の方にも人気なのでしょうね。値段もお手頃なので、気の利いたお土産としていいのかもしれません。
色のバリエーションも多く、ホワイト、ネイビー、ブラック、グレーなどのスタンダードカラー以外にもピンクやビビットオレンジ、ストライプや赤、青、白のトリコロールカラーまで種類豊富にあります。通気性も良いので、キッチンの壁に掛けてリンゴやオレンジなどの収納に使えたり、洗濯機の横に置いておけばランドリーバッグとしても使えちゃいます。海に行くときにタオルとサングラスと水着を入れ持ち運ぶためにも良さそうですね。大きさもSサイズ、Mサイズから選ぶことができるので、用途に合わせて使い分けることができます。
日本でも楽天などオンラインショップで取り扱っているところがたくさんあるので、気になった方はぜひ見てみてください。
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