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「運命の人」は思わぬところに…
- 2016/2/29
みなさんは「運命の人」を信じますか?
私は運命論者でもなく、あまりそういったことに興味がなかったのですが、ある出来事を境に「運命の人っているのかも」と思うようになりました。
私が以前、携帯のショップで働いていたときのお話です。
当時は何年かごとに量販店やショップを移動することが多く、同じ店やキャリアで長く勤務することがありませんでした。最初にその「運命の人」と出会ったのは量販店の携帯コーナーでした。その感じの良い紳士はA社の携帯を新規契約しました。液晶保護フィルムが上手に貼れないから貼ってほしいと頼まれ、私もそんなに自信はなかったのですが、その紳士の笑顔に負けて引き受けました。お客さんのものなのでドキドキしながら貼りましたが、想像以上にキレイに貼れたのでものすごく喜んで帰っていきました。
その2年後、私は違う町の別の量販店でA社の担当として勤務していました。ある日、一人の男性がやってきました。「機種変更したい」と差し出した携帯は2年前私が保護フィルムを貼った携帯!「まさかまたお姉さんに対応してもらうなんて!時間ができたからたまたま寄ってみたんだよ。また保護フィルム貼ってくれる?」お客様も私のことを覚えていてくださり、本当にうれしい瞬間でした。
そしてまた2年後、私の勤務先はB社のショップ。「A社からB社に乗り換えたい」と言って店に入ってきたのは、そう、あの紳士。お互いにびっくりしてしばらく言葉が出ませんでした。紳士は嬉しそうに「これは運命かもしれないねぇ!」と笑っていました。私も「きっとそうだ」と思いました。同じ店で3回というのは普通にありそうな話ですが、店も地域も全く違うのにこんなに何回も遭遇するということはあまりないと思います。
その後、私は転職し、今はまったく別のことをしていますが、もしかしたらまたあの紳士といつか会えるかもしれないとこっそり楽しみにしています。友人には「そこにロマンスは生まれないの?」とよく聞かれますが、(残念ながら)その紳士は私よりずっと年上で結婚しているのも最初から知っているのでそれはないでしょう。でも、私にとってある意味「運命の人」には違いありません。
運命の人というとついつい恋人だとかロマンスを想像しがちですが、そうとも限らないようです。
私にはもう一人「運命の人」認定した人がいるのですが、彼女は中学時代の後輩。当時はあまり接点がなかったのですが、店、バイト先、勤務先などいたるところで遭遇し続けています。決して家が近所なわけではありませんし、行動範囲も本来ならまったく違う場所のはず。遭遇するのは毎回思いもよらない場所なので、会うたびに「また会っちゃったねぇ」と再会を喜びます。現在はそういう縁もあってFacebookでつながっていますが、お互い「運命の人」と呼び合っています。
みなさんの中にも私のような経験をお持ちの方はけっこういらっしゃるかもしれません。
ただの偶然と言われればそれまでですが、人とのつながりで「この人は運命の人だ」と感じる瞬間というのはそうそうないですし、あれば嬉しいものですよね。
私は「どうせなら素敵な『運命の男性』に出会いたい!」と思っていますが、なかなか出会えないのもそれはそれで運命なのでしょうか?