カラダに嬉しい!アジアンテイストなフード
- 2017/2/27
みなさん、サプリメントは何種類くらい摂っていますか?サプリだと必要な栄養を簡単に摂ることが出来ますが、出来るだけ普段の食卓で補いたいですよね。
30代以降になると、肩こりがひどくなったり、疲れやすかったりと、小さな不調を感じることも多いかと思います。そんな女性に嬉しい栄養素が沢山詰まっているのが大豆製品。豆腐や油揚げなどに比べて、特に納豆は発酵食品のため、より高い栄養価を得ることが出来ます。でも匂いや粘りから、敬遠してしまうという人も多いのではないでしょうか。
テンペは、納豆と同じく大豆の発酵食品です。違うのは発酵に使うのが白カビの一種のテンペ菌ということで、ネバネバもせず、テンペ菌によって大豆がくっついて板状になっています。無味無臭なので、調理方法も様々で納豆の苦手な方も抵抗無く口にすることが出来ます。見た目はヌガーみたいですね。
生では使わず、香ばしく揚げて料理に入れるのが一般的です。適度な歯ごたえがあるのでお肉の代わりに使えば、カロリー控えめなのに栄養アップ。一般的には縦横2センチ角ほどに切って、素揚げして使います。両面が茶色っぽくなるまで良く揚げると香ばしさが増してよりおいしく頂けます。ベジタリアン料理に良く使われる食材です。
テンペと一緒に厚揚げをカラっと揚げてから唐辛子で炒めた一品は、マレーシアでお馴染みの家庭料理です。最初に小魚をカリカリになるまで炒め、潰した唐辛子、エシャロット、にんにくなどを入れて色が変わったら、揚げたテンペと厚揚げを加えます。小魚から出るダシで結構塩味がついていますので、味をみて足りなければお塩を少々。テンペのイソフラボン、小魚のカルシウム、そして発汗、脂肪分解を助ける唐辛子のカプサイシンのコラボは女性のカラダに良さそうですね。
エスニック料理で香り付けにかかせないのがレモングラス。アロマオイルにも使われてるので、実物を見たことがなくてもその香りはご存知の方も多いのではないでしょうか。見掛けはかさかさの葉生姜のようですが、切ったり潰したりするとフワーっと爽やかな香りが立ちます。4-5本まとめて売られていて、大体30円程度です。
料理に入れても良いですが、タイ料理の店では水の代わりにレモングラスウォーターが出されることも。作り方は簡単。レモングラスの根の部分を潰して水に入れ、ハチミツでほのかな甘さを加えます。大きなピッチャーに作って、辛い料理を食べながらガブガブ飲みましょう。消化を助け、コレステロールを抑止するほか消臭効果もありますので、ガーリックが効いた南国の料理を食べても安心ですね。レモングラスにはデトックス効果もあり女性に嬉しい効能がたっぷり含まれています。
最近日本でもスーパーに並ぶようになったココナツウォーターですが、一回飲んでまずさにギブアップという方もきっといるはず。東南アジア全域でココナツはよく使われていて、一番良く使われるのは、完熟ココナツの白い果肉を削ったもの。乾物屋さんで専用の機械で削ってもらったものをボウル一杯の水につけて、絞ったジュースをカレーなどの料理に使います。スーパーでは、濃縮乾燥させたものも売っていますので、水に溶いてカレーやトムヤンクンに入れれば本場の味に。市販のトムヤンクンの素と一緒にお土産にすれば喜ばれるかも。
ココナツミルクはカロリーは高めですが、脂質が多く善玉コレステロールを増やすラウリン酸が豊富です。体に蓄積されにくいので、ダイエット中やコレステロール値が気になる方にはお勧めです。
熟す前のココナツの実に入っている果汁は、ほのかに甘いようなしょっぱいような味で、特においしいというものではありませんが、体を冷やしてくれる効果があります。スポーツドリンクと同じような効果があるそうですが、確かに味としては電解質の飲み物に近い感じです。こちらではダイエットよりも、熱があるときに飲んだり、子供が水疱瘡になったとき、治りかけの体にかけたりします。屋台ではヤングココナツの上の部分をナタで切り落とし、ストローとスプーンと一緒に出されますので、スプーンで白い果肉をすくってジュースと一緒に食します。冷たくして飲みたいところですが、元々体を冷やすものなので、常温が良しとされています。観光用では冷たくしたものも出ているようですが、体を冷やしすぎないよう取りすぎにはお気をつけ下さい。
その土地の食べ物を取るのが体にとって一番良いそうですので、こちらに旅行で来た際にはどうぞ土地の食べ物を沢山とって、楽しい休暇にしてくださいね!