知られざる穴場リゾート!レユニオン島の魅力

  • 2017/3/3

皆さんはレユニオン島と聞いて頭に思い浮かぶものは有りますか?
ここ数年前からブルボン・ポワントゥ(Bourbon Pointu)と呼ばれる希少種のコーヒー豆の産地として少しずつ名が知られるようになってきた様ですが、現状まだまだピンと来る方は少ない印象です。
ここではレユニオン在住6年目の筆者が、このレユニオン島の魅力を出来る限り沢山お伝えしていきます。

どこに有るの?行き方は?
レユニオン島は南半球はインド洋、大まかに言うとマダガスカルの東隣、またリゾート地として近年日本でも有名になってきているモーリシャスの西隣(東経55度30分、南緯21度)に位置しています。日本との時差は5時間です。
ただしこのレユニオン島、マダガスカルやモーリシャスと違い独立国では無いのです。実はフランスの海外県(département d’outre mer)、つまり日本でいう都道府県の一つなのです。海外“県”とはいえ、やはり離島(しかもフランス本土からはとてつもなく離れている)である為、関税率や物価なども若干の差があり、街並みにどこかフランス的な雰囲気をのぞかせつつも、そこに住む人々や文化、風習、言語なども独特なものになっています。

さて、このレユニオン島への行き方ですが、まず何よりも日本からの直行便が無い上に、日本での知名度が低い為か、現状レユニオン行きの便を取り扱っている日本の旅行会社は無いようです。
私自身、初めて日本からこの島を訪れる際にチケットの手配を複数の旅行会社に問い合わせるも、手配担当の方々も全くご存知無い様子で、結局自力でインターネットで手配せざるを得ませんでした。ネット上で見かけた情報では、フランス経由での渡航というのを見かけましたが、遠回りですし費用も高いので個人的にはお勧め致しません。

私自身が実際に利用して一番お勧め出来る航路はバンコク経由なのですが、方法としては日本(東京・大阪・福岡)⇔バンコクをタイ航空予約サイトhttp://www.thaiairways.comで、バンコク⇔レユニオン島をオーストラル航空http://www.air-austral.com にてそれぞれ往復で電子チケット予約をするのが費用も渡航時間も最少で済みます。
渡航日の組み合わせにもよりますが、安い時で往復約11万円程度で行く事が出来ます。ただ、旅行会社を介さず航路ごとの予約の為、航路ごとの予約時に乗り継ぎ時間だけでなく出発地と経由地、目的地の間の時差もきちんと考慮に入れて自己責任で予約する事そして経由地のバンコクでは一旦荷物を受け取らないといけないという不便も有りますが。。。
それを含めてもこのお値段でインド洋の未知の島に行けるという事実には皆さん驚かれたのではないでしょうか。

見どころ・渡航にお勧めの季節

1.海で大自然に触れる
まず一番に考慮に入れる事は、レユニオン島が南半球に位置する亜熱帯性気候の地域である事です。という事は、北半球に位置する日本とは季節の流れが真逆になるという事ですね。
という事で、レユニオン島の魅力を一番感じられる季節となると、真夏である12月初め~1月末にかけてですね。この時期にまず何よりも楽しめるのはシュノーケリング、ダイビング及びサーフィン等のマリンスポーツです。わざわざダイビングまでは。。。という方もゴーグルを付けて浅瀬で潜るだけでも色とりどりの熱帯魚を間近に眺められますし、運が良い方はウミガメを見る事が出来るかもしれません。遊泳可能な海岸は限られていますが、その中でも島の西側に位置するエルミタージュ・レ・バン(Hermitage les Bains)は比較的波が穏やかで気軽に海水浴やシュノーケリングを楽しめるスポットになっています。

2.世界遺産の尖峰群を散策
レユニオン島には、2010年にユネスコ世界遺産に登録されたマファット、サラジー、シラオスと呼ばれる3つの圏谷群と、ピトン・ドゥ・ラ・フルネーズそしてピトン・デ・ネージュという二つの火山(ピトン・ドゥ・ラ・フルネーズは現在も活動中)が有ります。標高3000メートル級の山々が連なる風景は圧巻です。下にアップした画像をご覧頂くとこの素晴らしさがご理解いただけると思います。

3.特産の果物を味わう
レユニオン島での滞在中に絶対に味わっておきたいのが、地元で穫れる果物ですね。
亜熱帯性気候の為、沢山のトロピカルフルーツ(マンゴー、パパイヤ、ココナッツ、ドリアン、ライチ、ロンガ二、ドラゴンフルーツ、アボカド等)がそれぞれ季節ごとに収穫され市場に並んでいます。
皆さんライチなら日本でも食べられるとお思いでいらっしゃるかと思いますが、日本で見かける冷凍ライチとは比べ物にならない程甘くて美味しいのです。左の画像はロンガニと呼ばれる東南アジア原産のライチによく似た果物です。
亜熱帯性気候ではあるのですが、内陸部は非常に標高が高い為、苺やブルーベリー等、トロピカルなイメージとはかけ離れた果物も栽培されていて、しかもこれがまた美味しいのです。

美しいレユニオン島の風景画
さて、ここまでレユニオン島の魅力をいくつかお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?実際はここで一度には書ききれないほどの魅力を持った島なのです。
日本で常夏の島というとハワイ、グアム、ニューカレドニアといったところがメジャーですが、フランスではこのレユニオン島が国内有数のリゾート地になっているのです。今年の年末あたりに休暇が取れそうな旅行通の皆さん、今年はちょっと趣向を変えてレユニオン島まで足を延ばしてみませんか?

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