短い夏は焼けた肌にジャストサイズのシャツ
- 2017/4/10
チェコの夏は短いです。だから余計に、この季節を楽しもうとします。若い女性たちは、日焼けして、体のラインが見えるぴっちりシャツを着て、胸元もお腹も見せて、夏のファッションを楽しんでいます。
日焼け好き
夏の紫外線は皮膚に悪いというのが、日本での一般的な考えですよね。大きな帽子をかぶって、手袋もして、紫外線から肌を守ります。
でも、チェコでは逆です。夏になれば、芝生の上に転がって、日焼けした小麦色の肌を目指して、紫外線を浴びている人が沢山います。日焼けしている方が、夏らしくてお洒落だと思っている女性が多いのです。
自宅の庭仕事を、ビキニ姿でしている女性もいます。変にTシャツ焼けするよりは、出来るだけ服を脱いで焼いた方が良いという考えです。ヨーロッパの海に行ってもそうです。水着の型が付かないように、上の水着は脱いで、海辺で寝そべって日焼けしています。
肌が白い白人は、日焼けすると赤くなってしまったり、なかなか茶色になりにくいようです。日本人の私は、公園でしばらく座っているだけでも、茶色く焼けて嫌なのですが、そんな私を見て、羨ましがる人もいるくらいです。
ぴっちりシャツで、胸元が大きく開いている
チェコ女性のファッションは、女性らしさが強調されています。女の私でも、目のやりどころに困る時があるほど、胸元が開いています。
胸元を見せるという行為は、日本人の私にしたら、性的に誘っているようにすら見えますが、ここではそこまで深く考えません。男性も、小さい頃からママやお祖母ちゃんの胸元を見ているので、見慣れているようです。
チェコの女性は、ムッチリした体形の女性が多いです。なので胸もお尻も大きいです。日本で「私は太っている。」と思っている人くらいが、チェコでは普通サイズです。勿論、細目の人も居ますが、それでも、日本人の私と並んだら、やっぱり大きいのです。
そんな女性たちが、体にぴったりのピチピチサイズを着ています。丈が短めで、お腹が出るくらいが良いようです。体のラインを隠すことはありません。日本で多くの女性が愛用しているチュニックですが、そのような大きな服を来ている人はほぼ見かけません。
先生もタトゥー
露出が多い夏なので、よく目に付くのがタトゥーです。このママもタトゥーを入れてたんだと、公園でもよく見かけます。普通のママたちが、上腕部やお尻の上あたりなど、ちらっと見えるような場所にタトゥーを入れています。学校の先生の、肩甲骨あたりに入っているのを見つけて驚きました。先生は、隠すどころか、見えるような服を着ていました。
タトゥーの柄は、花柄や漢字、サソリなどの星座や、幾何学模様みたいな柄です。
日本では、入れ墨はヤクザを連想させたりしますから、銭湯に入れなかったりしますよね。でも、こちらのタトゥーはファッションであり、入れている女性も多く、それに偏見はありません。
子供もサングラス
黒い瞳のアジア人と違い、瞳の色が薄いせいか、こちらの人はサングラスをよくします。お洒落でもあるし、必需品でもあるようです。頭の上に、ヘアバンドのように置いているだけでも、様になってます。小さな子供もサングラスをしていて、可愛いですよ。
チェコ人女性は、夏は思いっきり日焼けします。そして、大きく胸元の開いた、ぴっちりしたシャツを着て、体形を隠しません。タトゥーも見せて、自己表現をしています。夏の彼女たちのファッションには、彼女たちの自分への自信を感じます。