オトナかわいい昭和レトロファッションを楽しもう!
- 2017/8/10
懐かしい感じがするけれど、新鮮味も感じられるレトロファッション。海外でも、テイラー・スウィフトがしているような、清楚でレトロかわいいファッションが流行っていますね。
日本では、終戦後の若い女性に美しい世界と希望を与え続けた, 中原淳一さんの描くイラストに強く影響を受けたファッションが流行し、その後、海外のトレンドも取り入れながら、独自のファッション文化を築いてきました。今見ても新鮮で、気品のある昭和レトロなファッションを、普段のおしゃれに少し加えて楽しんでみませんか。
ボウタイのブラウス
レーヨンなどの少しとろみがある生地、袖は膨みを持たせたカッティング。フェミニンなボウタイは、どんなボトムスにもマッチします。
清楚で、現在でもオフィスでもプライベートでも違和感なく活躍します。
出典:https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c555706423
落下傘スカート
出典:http://blog.livedoor.jp/mukashi_no/archives/45749745.html
60年代に大流行した落下傘スカート。
キュッと締まったウェストに、タックを沢山寄せた広がるスカートの中には、厚いペチコートを履いて、より膨らみを持たせました。
以降も何度か流行していますが、ウェストの細さが強調された美しいデザインですね。
トップスにTシャツ、足元はフラットなシューズを合わせると、アメリカンフィフティーズファッションでお馴染みですが、日本の同時期には、ピンヒールを合わせてより優雅ないでたちですので、オトナの女性にもお勧めです。
サックドレス
出典:http://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784811808208
落下傘スカートが大流行したちょっと後に、ウェストをルーズにして筒型の袋のような形のワンピースが登場しました。細身の体型には、ピッチリしたものより、こういったルーズな形の方が、より体の線が美しく見えますね。70年代になると、ミニスカートが流行ったため、サックドレスの丈も短く変化します。長めの丈のサックドレスは無地の生地を使用しているのに対して、ミニサックドレスは、大柄でキッチュな模様の生地を使っていることが多いようです。
ワンピース
昭和に大流行したワンピース。この時代のワンピースは、襟がついていて、共布のベルトがウェストのアクセントとなり、スカート丈が膝下からふくらはぎ程度の長さのものが一般的です。
ふくらはぎ丈というのは足が太く見えがちなので今は余り見かけませんが、この丈にすると、グンと昭和テイストが高まります。
この時代の生地は、今と比べて割りと派手めで模様も多種多彩ですが、それは着物の文化の影響をまだ強く受けていたからかもしれませんね。
昭和レトロ専門の古着屋さんやネットオークションで、こういったワンピースなどは手に入りますが、家でも割りと簡単に縫い上げられますので、裁縫のお好きな方なら、是非一度お試し下さい。
お子さんと共布でお揃いのワンピースを作るのが、当時の流行でした。
出典:https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/u117488066
ボヘミアンファッション
元々は、チェコのボヘミア地方にいるジプシー民族の要素を取り入れたファッションで、ヒッピー文化流行の後に生まれたものです。
今では、必ずしもジプシー民族の衣装ではなく、色々な民族衣装の文化を取り入れた自然回帰的なファッションが、ボヘミアンファッションとして根付いています。
刺繍の入った白い綿ブラウスにロングスカート、足元は大きな石をつけたフラットなサンダルといったスタイルは、夏にはお馴染みのファッションですね。
出典:https://www.dresswe.com/ja/item/10713913.html
出典:http://celebstyle.jp/chitose/fashion/6785/
お洒落でかわいいレトロファッションを色々とご紹介してきましたが、いかがでしたか。昭和の長い時代、色々な流行がありました。
その中で自分の好きなものを見つけて、コーディネートの一部をレトロテイストにしてみたり、昭和っぽいキッチュな柄で思い切りレトロな気分を満喫してみてはいかがですか。
ご自分の好みに合うものを取り入れて、毎日のコーディネートの幅を広げて色々楽しんでみてくださいね。