おすすめ!死ぬまでに訪れたい世界のメジャー古代遺跡10ヶ所

  • 2014/11/20
アンコールワット遺跡(カンボジア)

大昔の建造物には神秘的なエネルギーを感じますよね。
現代の建築技術でも再現できない作り方をしていたり、途方も無い時間をかけて建築されていたり。
一つ一つの石のブロックを見つめ、触るだけで「ああ、数千年も昔にこの岩をリアルに削った人がいるんだなぁ」と、30分は無駄に哲学できます。

そんな古代遺跡好きな人におすすめする、死ぬまでに訪れたい世界のメジャー古代遺跡を10ヶ所ピックアップしてみました。

エローラ石窟群(インド)

エローラ石窟群(インド)

エローラ石窟群(インド)

「仏教」と「ヒンドゥー教」と「ジャイナ教」の3つの宗教で作られている古代遺跡群。
始めの第1窟は5世紀に作成され、最後の第34窟の完成は10世紀に完成。およそ500年かけて作られました。
しかもこれは「積み重ねた」のではなく「全てをくり抜いた」という驚愕の変態作品。そう、たった500年で。

ルクソール神殿(エジプト)

ルクソール神殿(エジプト)

ルクソール神殿(エジプト)

エジプトの遺跡はなんといっても全てが巨大。そこまで大きく作る意味あるの?というくらい巨大。
ルクソール神殿の良い所はそのテーマパーク性。入り口にそびえる巨大な二つの像、大回廊には左右に連なる支柱群。
エンターテイメント性が高く、みんなの期待に応えてくれます。

コロッセオ(イタリア)

コロッセオ(イタリア)

コロッセオ(イタリア)

ローマ帝国として最大のランドマークおよび象徴とされるコロッセオ遺跡。
人類で初めてコンクリートの開発に成功したローマ帝国は、この時代からこのような巨大建造物が建てられるようになりました。
想像よりも大きく、高く、地下の構造も持ち、目の前で見ると理解できますが、思っている想像よりも10倍は大きいです。
画像に映っている人の小ささにお気づきですか?

ブッダガヤの大菩提寺(インド)

ブッダガヤの大菩提寺(インド)

ブッダガヤの大菩提寺(インド)

仏教の教祖である御釈迦さまが1回目の悟りを開いたとされる場所で、仏教における最大の聖地。
悟りの木から採取される枝や葉は高額で取引され、その基材で作られたとされる数珠やら扇子やらを売るインド人がたくさんいます。
数珠はぼちぼちな品で1個1万円。インドの平均月収は25,000円。どんだけぼってんのよ、と。ちなみに悟りの木から採取されたとされるエビデンスは一切ございません。

サグラダ・ファミリア(スペイン)

サグラダ・ファミリア(スペイン)

サグラダ・ファミリア(スペイン)

始めは桜田さんという方が作ったファミリアだと思ってました。設計者はかの有名なアントニ・ガウディさんです。
みなさんはこの建物の外装はご存知かと思いますが、醍醐味は外装よりも中身なんです。
現代人の技術の結晶として、未来へその偉大さを残すために作られた費用対効果一切無視の現代遺跡。
完成はまだ先の2026年とされている。

アイット=ベン=ハドゥの集落(モロッコ)

アイット=ベン=ハドゥの集落(モロッコ)

アイット=ベン=ハドゥの集落(モロッコ)

これはちょっとマイナーな遺跡。500年前に作られたとされる要塞都市。
映画のロケ地として利用される事が多く、有名なもので「アラビアのロレンス」、「シェルタリング・スカイ」、「ソドムとゴモラ」、「グラディエーター」、「ナイルの宝石」、「ハムナプトラ2」などがあります。

ギザのピラミッド群(エジプト)

ギザのピラミッド群(エジプト)

ギザのピラミッド群(エジプト)

ザ・世界遺産のピラミッド。訪れた人であれば誰もが登ってみたいと考えますが一つ一つのブロックが巨大過ぎでまず無理です。
この大きな石詰みの遺跡の後ろにそびえる近代的なビル群の融合がまた面白いです。エジプトもなかなか発展してきてます。
ただここは世界で屈指の詐欺スポット。無理矢理、Tシャツやら麦わら帽子をかぶせられ、そのとたんに3,000円請求してきます。

アンコールワット遺跡(カンボジア)

アンコールワット遺跡(カンボジア)

アンコールワット遺跡(カンボジア)

世界一周バックバッカーに「どこの遺跡が一番良かった?」と聞くと、9割型、口を揃えて答えるのが、このキングオブ世界遺産、アンコールワット。
お堀で驚き、橋で興奮し、門の彫刻で感動し、参道で疲れ、第一回廊で規模感がわからなくなり、第二回廊で迷子になって、第三回廊で泣く。そんなレベルの遺跡が有名な物で20ヶ所、小さい物も含めると100ヶ所は超えてるんじゃないかというくらい数が多い遺跡「群」です。
入場も1日券、3日券、7日券といった具合になっており、遺跡全体がゲートで閉じられ、入場チケットを毎回見せる仕組み。もうテーマパークそのものです。

ベンメリア遺跡(カンボジア)

ベンメリア遺跡(カンボジア)

ベンメリア遺跡(カンボジア)

これもアンコールワット遺跡群の一つ。中心地より40km離れており、崩壊が激しく、発見当時を思わせる雰囲気がたまらない。
なお、崩壊している遺跡の合間を縫って、遺跡を壊しながら奥まで進んでいくと、ラピュタと呼ばれる裏スポットが存在する。
本当にもろい遺跡で、保存や危険性を考えば今すぐ閉鎖した方が良いのにありがたく解放されている数少ない無法地帯の遺跡。

ストーンヘンジ(イギリス)

ストーンヘンジ

ストーンヘンジ

最後に番外編。世界遺産には「世界がっかり遺産」というものもある。その一つがこのストーンヘンジ。
ロンドン中心地からバスで1時間30分ほどで到着する。
日本語の説明が入るヘッドフォンを5ポンドほどでレンタルし、音声での説明を受けるのだかその内容がとにかくつまらない。
いつに作られたのかもわからない、理由もわからない、なにがなんだか分からないという説明だけを60分くらい聞かされる。遺跡の周囲50mはバリケードで囲まれており近寄れない。

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