今さら聞けない、ハーブティーの効果
- 2015/6/16
ハーブティーってみなさん飲みますか? 健康や美容に良いと言いますが、種類が多すぎてどれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。それに、自分の体に合ったものが美味しいとは限らないし・・・。今回はハーブティーの効能をその種類別にまとめました。自分の体に合った好みのお茶がきっと見つかるはずですよ。
【ハーブティーの美容効果】
ハーブティーにはその種類によって、さまざまな効果があります。でもおおざっぱにいうと次のような特徴から美肌や健康に良いと言われています。
1.リラックス効果
ハーブティーはその名の通り、香りを楽しむお茶です。アロマテラピーなどもそうですが、香りにはリラックス効果があり、それだけで、気分を落ち着かせたりリフレッシュしてくれる効能があります。
2.ハーブに含まれる栄養素
あまり知られていませんが、ハーブには、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富です。ですから、ハーブティーを楽しむことで、普段の生活に不足しがちなミネラルなどを補うことができるのです。
3.老化防止ハーブには抗酸化作用があります。私たちの身体の細胞は活性酸素によって酸化することで老化現象を引き起こします。ハーブはその活性酸素の働きを弱めてくれるので、結果的に老化防止につながるのです。
4.デトックス効果ハーブティーには利尿作用があり、有害物質を身体の外に排出する機能を促す働きがあります。それにより身体全体の代謝機能が向上し、美容効果やダイエット効果が期待できます。
【ハーブティーの種類とその効能】
・カモミール・・・気分を落ち着かせてくれる
カモミールにはいくつか種類がありますがハーブティーとしてよく使われているのは、ジャーマンカモミールです。胃腸の調子を整えたり、食べ過ぎやストレスからくる下痢などの改善に効果があります。気分をリラックスさせる効果もありますので、寝つきが悪い時にも有効です。
・ローズヒップ・・・美白、美肌効果
各種ビタミンを多く含んでいますが特にビタミンCが豊富です。喫煙者やアルコールを好む人にオススメです。メラニン色素の生成を妨げ、シミ予防に有効です。コラーゲンを生成するのにも効果を発揮するので美肌作りにはぜひ利用したいハーブティーです。
・ネトル・・・アレルギー対策
ビタミンやカルシウム、マグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。鉄分も含まれているので貧血を予防し、血液をきれいにしてくれます。また、ヒスタミンが含まれていて、抗アレルギー作用があり、花粉症や船側の症状を軽減してくれます。そのほか、関節炎、リウマチ、痛風にも効果があります。
・アイブライト・・・目の疲れに
収斂作用や抗炎症作用があるとされ、パソコンや読書による疲れ目に効果があります。花粉症などの目のかゆみにも有効です。また、記憶力や判断力を高める効果もあると言われています。
・セントジョンズワート・・・抗うつ作用
うつ状態になると、脳内のセロトニンが不足します。このセロトニンを増やし抗うつ作用をもたらすのが、このセントジョンズワートです。落ち込んでいる時や、不安感があるときにはこのハーブティを飲んでみましょう。更年期や生理時のうつにも効きます。
・アルファルファ・・・むくみや疲労回復
β‐カロテンやカルシウムなどのミネラルを含んでいます。栄養素が豊富なことから疲労回復の効果があります。利尿作用もあるのでむくみの解消に有効で、コレステロール値を下げ、糖尿病を改善する効果もあると言います。
・アーティチョーク・・・お酒を飲む人に!肝臓
昔から薬用ハーブとして利用されてきました。シナリンという成分が肝臓の解毒機能を助けます。消化作用を促す働きもあり、食べ過ぎた時にも効果的です。コレステロール値を減少させる効果もあり、便秘、貧血、糖尿病にも有効です。
【まとめ】
主なハーブティの種類と効能をまとめてみました。ハーブの種類は多くて、これ以外にもたくさんあります。信用できるお店でアドバイスしてもらいながら自分に合ったものを探すと良いでしょう。