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お米を美味しく炊く基本と裏技
- 2015/6/16
白い美味しいお米が炊けると、日本人でよかったなーと思います。でもおいしくお米を炊くにはコツがあります。普段の洗米や浸水にちょっと気を配るだけで、さらに美味しいお米が炊けるのです。毎日食べたいお米だから、コツをつかんでいつも最高の炊き方で味わいたいですよね。
【基本の白米の炊き方】
意外とみなさん自己流でしている人多い、白米の炊き方。最近は何もしなくても電気炊飯器でかなりのレベルの美味しいお米が炊けるようになりました。でも基本の炊き方を押さえておけば、安いお米でもそれなりに美味しく炊けます。
1.洗米
お米は一番最初に触れる水から、もっともよく吸水します。そのため、洗米する際の水はとても重要です。まず1回目の洗米は、さらっと流し捨てるだけにします。そしてそのあと4~5回ほど水を変えて洗いますが、最近のお米は精米技術が向上しているため、昔の様にギュッギュと研がなくても良いのだとか。米のぬか臭さがなくなるくらいで良いのだそうです。また、水が澄むまで洗い続ける必要はありません。ただし、古米の場合はしっかり研ぐ方が良いようです。こだわる人は、水道水ではなく、ミネラルウオーターなどを使用してください。洗い終わったら、ざるに上げて余分な水けを切ること。これをしないと水加減がちゃんとできなくなります。
2.水加減
炊飯器の目盛はあくまで目安なので、自分で計量したほうが良いです。基本は米の10%増しですが、やわらかめが好きな人や古米の場合は20%増しにしましょう。無洗米も10%増しで大丈夫です。
3.浸水
吸水の時間は最低30分取ります。冬場や古米を使用する場合は1時間以上浸水したほうが良いです。でも吸水時間が長ければ長いほどおいしくなるというわけではありません。
4.炊き上がり
ご飯が炊き上がったら、そのまま10分~15分ほどむらします。そして、ふたを置けて、ご飯を切るような感じで炊飯器の底から返します。これを行うことでお米がまんべんなく、ふんわりと仕上がります。
5.保温
いくら炊飯器の性能がよくなっても、やはり2~3時間も保温していれば独特の臭みが出てきます。炊飯器のふたや内側が汚れたままになっていないよう、清潔に保つことで少し防げますが、一番良い方法は食べきれない分を冷凍保存することです。食べたいときにレンジで解凍すれば、美味しいお米がすぐ食べられますね。
【ご飯を美味しく炊くための裏ワザ】
安いお米や古米を美味しく炊きたいときは裏技があります。
1.もち米を少し加える;ぱさぱさになりやすいお米でも、もっちり感が出ます。
2.酒もしくはみりんを米1合に対して大さじ2分の1加える;お米の甘味と風味がよくなります。
3.備長炭を入れて炊く;お米がふんわり炊き上がります。
4.サラダオイルを数滴入れて炊く;ツルピカのお米に炊き上がります。
美味しいお米を炊くコツでした。ちょっと気を付けるだけで安いお米も格段においしくなります。ぜひ今日から試してみてください!