栄養を与えすぎるスキンケアがニキビの原因になる
- 2015/8/12
年齢と共にエイジングサインが気になり始めると言われます。
目安の年齢が35歳以上なので、今はあまり気にしなくても大丈夫と油断していると、その年齢になったときにはコンディションがかなり悪くなってしまいます。
5年後10年後の肌に投資する意味でも、20代からスキンケアを充実させるのがオススメです。
ただ、年齢を感じる肌と若い肌では構造が違っているので、20代のうちから50代向けのスキンケア用品を使うのは問題ですね。
コラーゲンの量は20歳前後でピークを迎えて、年々減っていきますから、20代のスキンケアには濃い美容成分は必要ありません。
水分・コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンの量は、エイジング肌ほど減少していないので、適量を補うつもりでスキンケアをしましょう。
アンチエイジングスキンケアを20代の人が使えば、肌に過剰な栄養を与える事になります。
必要のない美容成分が長時間肌についていると、ニキビや吹き出物が出来やすく、肌トラブルの原因を作っているのと同じことになります。
健康な肌バリアも崩れてしまい外的刺激を受けるので、シミやシワ、たるみ、くすみ、毛穴の開きと言ったエイジングサインに悩まされることになるでしょう。
この様に、年齢に合わせたスキンケアを使わないと、肌の老化を進行させるだけなのです。
冬の一番の悩みは乾燥なので、スキンケアは濃密なテクスチャーに変更する人も多いでしょう。
もちろん年齢に合うスキンケアなら問題はありません。
選び方がわからないと、「一世代上向けのスキンケアを使っておけば大丈夫」という安心感から、無防備に使っているケースが良くあります。
その世代に足りなくなる美容成分を補う様に作られているスキンケア用品なので、過剰な美容成分で肌の健康バランスを損ねて 「冬ニキビ」が大量に出てしまうのです。
まれに肌枯れを起こしていて「使い始めは相性バッチリ!」となる事もありますが、余分な美容成分が積もり積もって肌荒れを起こし始めます。
乾燥対策のスキンケアをしていて、ニキビが出始めたら「栄養過多」の可能性も考えて、スキンケア用品を変更して様子を見ましょう。
インナードライから来るニキビもありますが、素人目には分かりにくいです。
デパートなどにある化粧品カウンターがあるので、専用マシンで肌チェックをしてもらうとタダで肌の状態が確認できます。
カウンターにいるBAさんは、売る気満々で肌チェックをしますので、「頑として買わない」と決心してから利用する様にして下さい。
気が弱いと、つい断れずに欲しくない化粧品まで買わされるハメになってしまいます。
無料肌チェックのはずが高くついてしまうので、肌コンディションはわかっても惨敗した気分になるでしょう。