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「ヘナ」でデトックス効果と若白髪染め
- 2016/3/10
分け目をかえるたびに、たまに、光り方がちがう毛が混じっていることが。個人差がありますが、早い方だと、中学生や高校生でも、白髪が混じっている方も見受けられます。
もちろん、「おばあさん」になれば、銀髪も品があって素敵ですよね。しかし、子育て真っ最中のときや、働く女性なら、やはり、あまりに白い毛が目立つヘア・スタイルは厳しいのではないのでしょうか。
けれども、まだ「白髪染め」は抵抗があるし、発ガン性も気になる…という方は、ぜひ「ヘナ」をためしてみませんか。
ヘナとは、ヘンナとも呼ばれる植物性の染料です。中東やインドでは、古くから、毛染めだけではなく、ボディ・ペイントとしても広く用いられていました。
ヘナの粉は、エジプトやアラビアからも輸入されていますが、日本人の髪質には「インド原産」のものが合うようです。
ヘナは、オレンジの色素を持っていて、白髪の部分に塗りこむと、橙色に発色します。
ただ、ケミカルな薬剤が不透明な「油絵の具」だとすると、ヘナは透き通った「水彩絵の具」でしかありません。つまり、髪にヘナを塗っても、オレンジのセロハンをのせた程度にしか、色は入りません。そして、ヘナが染めるのは、たんぱく質だけです。なので、「爪」や「髪」「肌」以外には、色が入らないので、たとえ、洗面所に飛び散っても拭き取るだけで元通り。
気になる使い方ですが、粉末のヘナを濃く入れたあたたかい紅茶で溶かします。ダマができやすので、先に紅茶を入れた中に、粉を加えるとよいでしょう。
暑い季節なら「耳たぶ」ほどの硬さ。寒い時期であれば「マヨネーズ状」が目安にしてください。
この液を、地肌から毛先まで湿布しましょう。地肌にも塗っておくと、まだ毛根の中に隠れている、伸びる前の白髪にもアプローチできます。なお、多少ムラになっても大丈夫ですよ。全体に、ヘナが行き渡ると、手ぬぐいや、タオルを巻きつけて、三時間から五時間ほどおきます。
その後、洗い流して完了です。白髪染めとしてだけではなく、トリートメント効果も期待できます。癖毛が落ち着いたり、漆を塗ったような艶が出るのも嬉しいところ。
そして、ヘナをしている最中は、目の疲れがやわらいだり、眠たくなる方も多いのです。だから、リラックス目的のために、へナにトライしたり、デトックス効果を期待して、定期的に行う女性も増えています。
なお、足の裏にヘナを塗ると「水虫」が完治したり、むくみの予防にもなるそうですよ。