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元気の良さってどのように決まるのでしょうか?
- 2016/3/22
あなたは、いつも元気が良くていいね。
なんて言葉があります。
きっと、言っている本人は何気ない言葉かもしれません。
しかし、その何気ない言葉で傷つく人たちがいることを知っていますか?
誰しも、生きていることは簡単ではないかもしれません。
日々の生活の事。家族の介護や子どもの世話。
人にはそれぞれ、事情があるものです。
いろんなことで悩んでいたり、しているかもしれません。
それが、人によって表れ方が違うので困る時がありますね。
元気がいいと思っていた人が、実は大変な病気だったり。
元気がなく、いつもクヨクヨと暗い顔をしているので何か大変なのかと心配していたら、取るに足りないことだったりと・・・。
日頃、思う事があるのですが、公共の乗り物の中での「優先席」体の調子の悪い方やご年配の方に配慮をしましょうと設けられていますね。
そこに、見るからに元気そうな人が平気な顔で座っていたとします。
あなたなら、どうしますか?どう思うでしょうか?
元気なのに座っていて、ずうずうしい・・・と感じるでしょうか?
また、そんな気持ちを表して、「そんなところに座っているんじゃない!!」と声を荒げるでしょうか。
実際に、そんな光景を見かけることがありますね。
でも、本当にその人は“元気な人”なのでしょうか?
内臓疾患を患っていらっしゃる方などは、見た目は元気に見えることもあります。
また、病気によっては血行が良く見えとても具合が悪いようには思えない人もいます。
心が、とても疲れていて立っていられない人もいるかもしれません。
それを、ひとくくりにして元気な人としてしまうのは悲しいことです。
人の痛みは、感じることができない。
自分が同じ立場になってみないと、理解できないと言う事もありますが、ちょっと、自分の知らないような元気に見える“元気のない人”がいることも知っていてほしいですね。
持病を持っていても、元気に頑張りたい人たちはたくさんいます。
また、実際に頑張っている人たちもたくさんいます。
見た目だけで判断しないようにしたいものですね。
見た目元気な病人!!
仕事も、いつ出来なくなるかわからないので精いっぱい以上に頑張って・・・。
“いつも元気で、いいね”と言われます。
それは、本当に元気な人だから言える言葉ですよ。
元気に過ごせるのが、当たり前だからその大切さを解からずに生活をしています。
元気に見える人は、とても深い悲しみを知っていたり、とても苦しい身体の不具合を抱えていたり、想像もできないところですが。
何気なく、ボーっと生活をしているといろんなことを見落としていそうです。
元気な人なのか。
見た目が元気な人なのか。
見分けられるような心を培えるような、日々を過ごしたいものですね。