口紅は色の選び方よりも、塗り方が重要なのです

  • 2016/6/27
口紅

デパートのコスメ・ティックカウンターに新色のルージュが並びはじめると、それだけで季節のうつりかわりを感じさせてくれます。今シーズンの流行や、どこのブランドがどんなカラーを展開しているのか、とても気になりますよね。

一見、同じような色彩に見えても、メーカーによって、匂いも、使い心地も、発色も微妙にことなります。パール感が強いもの、ラメが多くふくまれている商品。オーソドックスなタイプ。明度の高いもの。彩度をおさえているもの。多くの中から今年の一本にたどりつくまでの過程は、ちょっとした冒険に似ているかもしれません。新しい自分の顔をさがして、口紅を購うのは楽しいひとときですが、実はほんのわずかなコツをおさえると、くちびるの質感も変化するのです。その方法をお伝えいたしましょう。

〈縦皺を意識すること〉
口紅を塗るとき、どのようにしていますか。ステックからじかに、もしくは、パレットで色を混ぜ合わせてオリジナルカラーを作り出す。もしかしたら指に紅をとって、という方もいらっしゃるかもしれません。けれどもおそらく、手を横にスライドさせてさせているのではないでしょうか。たしかに、こうするとムラなくつきますし、お人形さんのような隙のないくちもとになれるのです。ですが、もうすこし自然な感じにしたいときは、ひと工夫してみるとよいかもしれません。そこで、おすすめなのが紅筆(リップ・ブラシ)を縦皺にそって動かす塗り方です。

すっぴんの状態のまま、鏡でくちびるをよく観察すると、縦に皺が入っているのがわかるとおもいます。これはもちろん老化ではありません。少女から成熟している女性まで、深さや、本数の多さには個人差がありますが、襞がよっているのはごく自然なことです。そして、あひるのように口を突き出すとこの皺が際立ちます。皺というと、本来ならばあまり歓迎するものではないでしょう。けれども、くちびるに適度に入る皺は、ふしぎなことにセクシーに見えます。

この縦皺を強調するかのように、口紅を皺にそって塗りこむのがポイントです。あくまで、軽いタッチでトントンと色みをのせていくとナチュラルですが、女性らしいくちもとになれます。そして、この塗り方だと滲みにくく、落ちにくいのも特徴。食事をしたあとですぐに化粧直しができない日や、長時間しゃべらなければならないときに覚えておくと便利ですよ。

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