大人の女性を目指そうシリーズ1 万年筆使いこなしちゃおう
- 2015/12/25
万年筆。使ったことありますか?
なんか仕事デキる社会人って感じしませんか?
何を隠そう、デキる社会人目指して万年筆をいろいろと買ってみた時期があった私。
でも今となっては、ただのディスプレイと化していました。
これじゃ万年筆が可愛そう!
しかもデキる社会人になれないよ!
というわけで、私みたいな平社員でも万年筆を楽しむためのコツ、考えてみました。
【コツその1】ペン先を選ぶ
お恥ずかしながら、最近まで知らなかったのですが、万年筆と一口に言っても、いろいろ種類があります。
ペン先で言うと、大きく違いが出るのは次の2点でしょうか。
1. 素材
万年筆に詳しい人には「金ペン」「鉄ペン」と言えば分かりますか。
ペン先の素材には大きく2種類あります。
金でできているものと、ステンレススチール等でできているもの。
特徴としては、
金ペン→さらさらと書ける。筆圧弱い人向け、価格高め
鉄ペン→金ペンより硬め。筆圧強い人向け、価格安め
素材によって書き心地が違うので、どちらが自分に合っているか試してみましょう。
ちなみに私はずっと安いものばかり買っていたので鉄ペンでした。
でも先日、文具コーナーで金ペン試させてもらって、その書き味に感動。
ガシガシ書くときは鉄ペンのほうが良いけど、簡単にメモをとるようなときは金ペンのほうがサラッとかけてよさそうです。
2. 細さ
万年筆で書いた先は、比較的太めなイメージがあるかもしれませんが、全部がそうではないんです。
細さの種類としては、下記があります。
・EF(エクストラファィン=極細字)
・F(ファイン=細字)
・M(ミディアム=中)
ちなみに、同じ記号でもメーカーによって若干細さが異なるようです。
日本語は画数が多いので、日本製は他にくらべて細めになっていることが多いのだとか。
またメーカーによっては、上記以外の種類もあります。
細さの種類を、普段使う紙の種類や用途に合わせて選ぶと良いと思います。
例えば、再生紙だと滲みやすいので細めにする・手帳に使うときは小さい文字を書くことが多いので細めにする、といった具合です。
【コツその2】インクを選ぶ】
万年筆といえば、黒やブルーブラックのインクを使うのが一般的。
私の場合、ブルーブラックという色が好きなこともあって、どの万年筆もブルーブラックばかり使っていました。
でも、気づいたんです。
作家さんとか、会社でも偉い人とかでない限り、黒やブルーブラックってあまり使わない!
それよりも、会議資料に書き込むのに赤とか青とか、目立つ色を使うほうが多いよ!
私の場合、これが
万年筆をあまり使わなくなってしまった一番の原因だったんですよね。
どうしても、カラフルなゲルインクを使っちゃう。
そこで、調べてみたら。
今どきの万年筆インクって、カラフルなものもあるんですね。
エルバンやパイロットなどは、ボトルインクでもカートリッジインクでも色の種類がかなり豊富です。
ぜひ、こういったカラフルなインクも試してみてはと思います。
ちなみにわたしは、パイロットの「夕焼け」というインクを愛用中。
初めてボトルインクとかコンバーターとかにもチャレンジして、万年筆を使うのがより楽しくなりました。
いかがでしょうか。
万年筆は、ペン先もインクも自分好みにアレンジできるのがメリットの1つだと思います。
ぜひ、いろいろチャレンジして、お気に入りを見つけてみてください!