こんなにも種類があるの?世界の「病人食」
- 2017/2/20
日本で風邪をひいたときに食べる「病人食」といえば、おかゆやおじやですよね。風邪の時は温かく消化に良いものを食べたいものです。では、日本とは食文化の違う海外ではどのような食べ物や飲み物が病人食として一般的なのでしょうか?家庭によってもちろん様々なメニューがありますが、その一部を紹介していきます。
□アメリカ
アメリカではチキンヌードルスープが一般的です。コンソメのような優しいスープに人参やセロリ、鶏肉、細かく切ったロングパスタやマカロニを入れて作ります。
(画像出典:https://goo.gl/n0cBYt)
□韓国
お隣韓国でもJukという日本のおかゆのようなお米料理を食べます。野菜、鶏肉、魚介類やキムチを乗せることもあります。
(画像出典:https://goo.gl/83IzGu)
□中国
漢方の国、中国!こちらでは鶏肉と生姜のスープを食べます。漢方にも使われるターメリックや唐辛子などのスパイスを加えます。
(画像出典:https://goo.gl/NcoqwH)
□イタリア
パスタの国イタリア!風邪の時にパスタはさすがに・・・と思いきや、やはりパスタを食べます。その名もパスタビアンコ。パスタにオリーブオイル、バター、パルメザンチーズをからめただけのシンプルなまさに白い(ビアンコ)パスタです。
(画像出典:https://goo.gl/8djgna)
□インド
カレーを代表とするインド料理はたくさんのスパイスを使います。その中でもターメリックはカレーの色、味に欠かせないだけでなく、ドリンクにも使われます。ターメリックミルクまたはゴールデンミルクは、温めた牛乳にターメリック、シナモン、はちみつ、コショウ等を入れて飲みます。ターメリックには抗炎症作用や抗菌作用もあるそうです。
(画像出典:https://goo.gl/KaQTXA)
□ペルー
ペルーでは咳を伴う風邪の場合、オニオンシロップをつくります。切った玉ねぎに砂糖をかけて一晩置くだけの簡単なレシピです。味はちょっと想像できませんが・・・。
(画像出典:https://goo.gl/22dLNE)
□トルコ
トルコでは様々なお茶が風邪の症状を和らげる家庭療法として浸透しています。ミントティー、レモンティー、オレガノティーなどがよく飲まれます。
(画像出典:https://goo.gl/8MXpoF)
世界の様々な病人食を紹介しました。日本のおかゆとは違うものの、どれも体を温めたり、風邪の症状を緩和する効果の期待できる材料を使ったものです。おかゆに飽きてしまったら世界の病人食も是非試してみてください。レパートリーが増えて喜ばれるかもしれません。