ゴールデンウィークのお話、最後はご夫婦や家族旅行について。
若いご夫婦なら、子供連れだったり、またはご家族全員だったり。
旅行は、色々な楽しみ方がありますね～！
でも、家族旅行は非日常じゃないって思いますか？そう、そこなんですね。
旅行の中で、日常がそのまま移動しているのが、家族旅行。そうじゃないのが、二人で行く旅行なのでしょうね。
若い人にはあまり魅力がないように感じられる家族旅行も、親の世代では楽しい思い出作りの為のひとつなんですね。でもどうも面倒だからだんだん家族ではいかなくなるという。
そういうものらしいですね。カードの立場からみればいつでも一緒の家族から、少しずつ独立してまた二人になってゆく、そんな繰り返しですから。

例えば映画の中では、家族であっても非日常の世界の様な旅を描いたものがありました。
親と子が離ればなれになっていて、会いに行く話や、何者かに狙われて逃げている話。
どうしてそんな危ないことになってしまったのかというような、サスペンス映画もあったりしますね。どうして平凡な旅行が、そんな風になってしまうんでしょうか。
フールはきっと、家族というのがキーワードなんだと思います。
一番日常的で、誰にでも平凡とは自分達の家族のようなものという想像が働き易いからしょう。それを裏切るような形で、映画では家族旅行が不思議な世界に変貌していきます。
一番普遍的で幸せそうなものが家族旅行だからこそ、そこにまるで違うものを当てるのがギャップの面白さなのでしょう。
つまり、スリルやサスペンス、そういったものが、一番似合わないのが家族旅行だからあえてショックを受けるような設定を書いたというところでしょうか。

ちなみに。
その代表的な映画、ホームアローンは、最初観た時は衝撃でしたね（笑）
そこで、思いついたんですが、もしご自身にもそんなありえない家族旅行の話があったら、絶対日記に書いておくといいですね。それが、自分の家族旅行ということであれば、きっとお相手の方にもウケること間違いなしです。
まずは、そんな家族旅行の体験談を話してみてはいかがでしょうか。
子供達は小さい頃であればわからなかったり、忘れていることでしょう。そして大人達は忙しさに、昔の話を片隅から追いやってしまっているようです。
フールカードである私は自由に人々の間を飛びまわりますが、見る限り様々な体験で得られたものは、次へと生かされていくようですよ。きっと家族のよさがわかると思います。
旅には人生があらわれますね。きっと良い旅になりますように。