はやぶさ2も飛んだしSF読んでみようよ

  • 2015/10/28
Astronaut outer spac Elements of this image furnished by NASA.

 小説ジャンルはいろいろありますが、女性が一番苦手なジャンルのひとつがSFな気がします。でもね、SFっておもしろいんですよ。物理がどうとか化学がどうとか、そんなのすっとばしていいんです。いろいろなシチュエーションで人間がどう行動するのか、SFに書かれているのはそういうことです。つまり普通の小説と同じなんです。
 はやぶさの成功で、宇宙や科学に対する一般の興味は1ランク上がったと思います。そしてはやぶさ2がこの間宇宙へ飛び立って行きましたね。はやぶさは小惑星探査機ですが、他にも月探査金星探査火星探査と、人類の挑戦は尽きません。そんな人類へオマージュとなるSF3作品をご紹介します。

○夜来たる
 まずは1941年に発表された古典的名作を。作者はアイザック・アシモフ、アメリカの作品です。太陽が6つある惑星ラガッシュで、2000年に1度皆既日食が起こります。つまりラガッシュには普段夜はなく、2000年に1度だけ普通の夜が来るのです。昼も夜も明るい世界、常にどれかの太陽が輝いている世界で、本当の闇夜が来たらどうなるのか。その時人はどう感じてどんな行動をするのか。舞台は架空の惑星であり架空の人類ですが、そこに描かれているのはこの世界の人類でもあります。人類が何故宇宙に興味を持つのか、その答えがこの短編にあります。

○天の光はすべて星
 アメリカの作家フレドリック・ブラウンの古典作品です。日本での出版は1964年ですが、2008年に復刊されました。人類が宇宙への情熱を失ってしまった時代が背景です。実際には小説の中の時間より現代は進んでしまっていますが。宇宙への情熱も失われはしませんでした。これはもうひとつの未来だと思ってください。そしてそこで、宇宙に焦がれる人間がどうなるのか、どんな想いを抱いているのか、それが描かれています。何度失敗しても不可能に近くても、宇宙へ進まずにはいられない現在の人々の気持ちを代弁したような小説です。宇宙が大好きでも毎晩星を見ていても、誰もが宇宙へ行けるわけではありません。それでもその気持ちや想いは決して無駄ではないのだと、静かなラストが教えてくれます。

○アイの物語
 2006年の日本の山本弘の作品です。人類が衰退した未来、地上はマシンによって支配されています。僅かに残った人類はマシンから食料を強奪して生きていました。そんな人類の1人である「僕」はマシンの少女アイビスと闘って怪我をします。怪我の治療の間、アイビスは僕の病室を訪れて様々な物語を読みはじめます。そうして最後に僕は真実を知ることになります。人類の未来はどうなるのか、人類を継ぐものは誰なのか、そして人類が残せるものは何なのか。この小説は1つの答えであり、宇宙や科学や物語を愛するすべての人に捧げられた作品でもあります。

 いかがでしょうか。70年以上前の作品からつい最近のものまで、どれも宇宙と人間について書かれています。宇宙にも科学にも興味が無いなんて言わずに、是非一度読んでみてください。

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