タイ旅行者にリピーターが多い理由
- 2016/3/25
毎年、人気の海外旅行先に挙げられるタイ。タイへ旅行する人にはリピーターや長期滞在者が多いのが特徴です。なぜ、タイへ旅行する人はまた行きたくなるのでしょうか。その魅力を検証してみました。
1.物価が安い
最も大きな魅力のひとつに物価が安いことが挙げられます。衣食住すべての方面において、近郊のアジア諸国に比べても圧倒的に物価が安いです。しかもそのクオリティーも悪くありません。長期滞在者が多いのも物価の安さが一番の理由でしょう。街中の安いレストランであれば、USドルで2ドル出せばおなか一杯になります。麺やおかゆであれば1ドルで食べられます。ホテルはピンキリありますが、安いゲストハウスならシャワー付きの部屋が10ドル以下であります。タイ国内は鉄道やバスでの移動も簡単で、運賃も安いです。もちろん、都市部と地方では異なるし、旅行のスタイルでもかなり差はでますが、安く旅行するなら一日30ドルでも足りるくらいです。
2.宿泊施設が豊富
タイの宿泊施設はとても豊富で、よほどの田舎でない限り、予約なしでもホテルが見つからなくて困るということはまずないと思います。そのホテルのスタイルもさまざまでドミトリーを含むゲストハウスから、屋外プール等の施設を持つ中級ホテル、広々とした敷地に建つ超高級ホテルまであります。宿泊した人のレビューを読みながら、ネット予約することもできますし、連泊する場合は値段の交渉も可能です。
3.旅行スタイルにあった旅行ができる
基本的に、物価が安いので、支払う金額より以上のサービスやクオリティーが期待できます。旅行のスタイルによって、できるだけ予算を抑えて旅行することも、お姫様のような超高級旅行をすることも可能です。他のアジア近郊の諸国と比較して、同じ金額を使うならタイで使うほうがよりよいサービスを受けられるでしょう。また、トップクラスのホテルやレストランでは社員教育も進んでいるため、気持ちの良いサービスを提供しています。
4.人がいい
タイ人は一般的にとてもフレンドリーです。待ちゆく人たちにも「サワディカー(こんにちは)」と声をかければ、「サワディカー」と笑顔が返ってきます。もちろん、悪い人や旅行者からぼったくろうとする人たちもいますが、街中の普通の人々はとても親切で、困っていたら、言葉が分からなくても、なんとか助けてくれようとします。彼らの人なつっこさと笑顔が、大きな魅力のひとつとなっていることに違いありません。
5.気候が良い
年中温暖な気候で、バンコクの冬の平均気温は26~27度です。特に日本の冬に当たる時期はタイでは乾季ですので、天気が良く、日本の寒い冬を避けて旅行するには最適の国です。また、タイ南部のビーチでは一年中泳げます。
6.食事がおいしい
タイの食事は日本人の口にとても合います。日本と同じコメを主食とし、コメを原料とした麺類やもち米も豊富です。味付けは唐辛子の効いた辛い味付けを連想するかもしれませんが、辛さは抑えてもらうことも可能ですし、実際は醤油系の甘い味付けの料理も多くあります。加えて、鍋料理や焼き鳥など、日本人にもなじみの深い料理が、安く気軽に楽しめるのもうれしいです。
7.アクセスが便利
日本からはバンコクやチェンマイに直行便が就航しています。飛行時間も5時間前後と近く、時差は2時間です。タイ国内は鉄道やバス道路網が至るところにまで伸びていますので、国内移動もとても便利です。また、バンコクから他のアジア諸国への交通も発達しているので、バンコクを拠点に東南アジアへの旅行を計画することも容易です。
東南アジア一の旅行大国タイの魅力をまとめてみました。タイは国を挙げて観光業に取り組み、成功しています。世界中の旅行者を引き付けて止まないタイ、一度行けあなたもその魅力のとりこになるかもしれません。