クラシカルでエレガントにな旗袍(チーパオ)の着こなし方

  • 2016/8/4

友達の結婚披露宴をはじめ、ちょっとしたパーティーに列席するとき、何を着ていくのか、迷いますよね。和服は、格調高いけれど、着付けやお手入れがたいへん。スーツは、すこしだけ堅いイメージ。やはり、ドレスかなと考えますが、ほかの方と似たような色みやブランドになるかもしれません。

そこで、「旗袍」(中華ドレス)はいかがでしょうか。チャイナなんて、「夜の世界のお姐さまみたい」、と思われるかもしれません。もしくは、「十代の頃ならいざ知らず」と。ところが、「素材」と「色彩」をひと工夫するだけで、ぐっと洗練されたおとなの雰囲気になります。ボディ・ラインに沿って生地が流れるので、女性らしい曲線を強調しながらも、胸元を隠すデザインのため、奥ゆかしく見えますよ。

それも、既製品ではなく、おすすめは、布地を手に入れて仕立ててもらうことです。体にぴったりとフィットして、うつくしく、そして、着心地が良いので長時間身に着けていても疲れません。さて、生地の選び方ですが、意外かもしれませんが、フランスや、イタリアなどの「ヨーロッパ製」が適しています。もちろん、アジア製でもかまいませんが、選び方によっては、オリエンタルになりすぎて「いかにも」というふうにもなりかねません。そこで、西洋の生地を使うことで、うまくバランスがとれるのです。

次に、着こなし方ですが、ポイントがふたつあります。ひとつめは、「髪型」です。基本は、おくれ毛をつくらずクラシカルな「シニヨン」か「夜会巻き」が映えます。ただ、暗めの髪色の方は、巻き髪や、ハーフ・アップにしてもよいでしょう。一方、明るめに染色されている方は、顔の周りや胸元に毛先がかかると、一気に夜の蝶に。素肌は出さないものの、首からデコルテのラインが、エレガントに見える「袍旗」は、髪をコンパクトにまとめておくと清清しく、上品な印象になりますよ。

そして、ふたつめのポイントは「アクセサリー」づかいです。旗袍と相性がよいのは、小ぶりの「揺れるピアス」です。髪型をすっきりさせると、少しさみしく感じられる場合があるので、ピアスをあしらうことで、顔が華やぐのです。

清楚にも、妖艶にも着こなせるのが「旗袍」の魅力。決して、普段着では味わえない「非日常感」にあふれていますが、自然な「補正効果」があります。スリムな体型から豊満な女性まで、着る方を選ばないのも嬉しいですね。さらに、着こなしを研究されたい方は、映画「花様年華」や「~花の生涯~梅蘭芳」を参考になさっても。

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