ダイエットの新定番。糖質制限ダイエットって効果があるの?
- 2015/6/1
2010年ごろより注目を集めだした「糖質制限ダイエット」。糖質制限ダイエットの方法は、1日の糖質量を最低でも50g以下におさえるというもの。理想は20g以下ですが、最初からハードペースで始めると、なかなかと続かないものです。では、糖質制限ダイエットのメカニズムと方法を紹介します。糖質を上手にコントロールし、健康的なダイエットに挑戦しましょう!
・糖質制限ダイエットでどうして痩せるの?
糖質の摂取量を制限すると、体のなかの脂肪をグルコースという物質に変換します。糖質が体内に十分あると、脂肪をグルコースに変える作業もスムーズに。しかしこれでは、体の消費カロリーは変わりません。そこで糖質の摂取量を制限すると、脂肪の変換効率が悪くなります。この”脂肪の変換効率”が悪くなるのがポイント!糖質が不足することで、体の消費カロリーが最大で倍程度まで増えるのです。つまり、体の糖質依存を解消し、体脂肪が燃えやすい体に変えるダイエット方法です。
・1日の糖質量は20g以下が理想。最初は50g以下からスタート
糖質制限ダイエットの方法は、その名の通り糖質制限がメインになります。1日3食の食事で摂取する糖質量を20g以下に抑えるというもの。なので、炭水化物が多いご飯やパン・うどんなどの麺類の量を抑えつつ、栄養のとれた食事や簡単なストレッチなどの運動を生活に加えていきます。
・糖質制限中は魚・肉・青野菜・卵がメインに
1日の糖質量を調整すると、食べられる食材が魚・肉・青野菜・卵がメインになります。じゃがいもなどのイモ類は糖質の塊なので、野菜といえど摂取はNG。他にも、果物も糖質の宝庫なので、計画的に少量を摂取する場合はOKとなります。糖質制限中のメニューは上記食材が中心になるので、料理にも工夫が必要ですね。
・糖質制限が辛いのは最初の1~2週間!あとは体が慣れてくる
今まで1日3食ご飯やパスタといった炭水化物(=糖質の多い食べ物)を食べていると、どうしても空腹に襲われて挫折しがち。特にTVで料理番組やスイーツ特集など放送しているのを目にしてしまうと、空腹で我慢の限界が来てしまうことも。体の糖質依存から脱却するまでの期間が、だいたい1週間から2週間ほど。最初の1~2週間を耐え抜けば、糖質制限生活に体がなれ、そして結果につながります。慣れるまでは食材に含まれる糖質量の計算や料理に苦戦してしまうかも知れません。最近はスーパーやコンビニエンスストアで販売されている商品のほとんどに、糖質量やカロリーなどの栄養成分が表示されている物が多いですね。市販の品も上手に利用して、徐々に体を慣らしましょう。目指せ、脱・糖質依存体質!