新シーズンに5月病にならないテクニック
- 2015/4/30
楽しいゴールデンウィークが終わってみたら、「学校に行きたくない」「会社に行きたくない」と言う人が続出してしまいます。
世間では5月病と言っていますが、これは病気ではなくて正しくは適応障害となります。
うつ病になりやすいのは、真面目で几帳面な人だと言われ、悲しい事だけでなく嬉しいことが原因になって発症することもあります。
進学できた、新入社員になった、昇進できた、結婚したと言うお祝い事でも、心のバランスを崩しがちです。
同じような原因で適応障害を起こしてしまうので、5月病にならない様にと気を張っていても油断してしまいます。
4月から新しい季節が始まって、学校や会社でも少なからず環境が変わります。
緊張状態が続くので、知らないうちに心身ともに疲れているものなのです。
そこにゴールデンウィークが来て厳しい環境から離れるので、気が緩むのも5月病になりやすくしてしまいます。
解放感から遊び倒してしまう人もいます。
そうすると体を休めることが出来ないままゴールデンウィークを終えて、学校や会社に行かなくてはいけないので、体は疲れ切っていることでしょう。
5月病を予防するには、思いっきり楽しむとしても最終日だけはしっかり体を休む日としてキープしておきましょう。
気持ちがリフレッシュできても体がついていかないと、急に平日に戻ることは出来ませんよ。
他には連休中に大幅に生活リズムを崩すのはやめてください。
普段の日でも平日と休日で睡眠時間が2時間違うだけで、眠れなくなったり精神的に落ち込む人がいます。
不眠症とかメンタルの疾病に移行する可能性がありますし、それを治療するには長い時間がかかってしまいます。
新しい環境に入ったばかりの人は当然遅刻はできませんし、どんなに疲れていても自分が満足するまで長い時間寝ることが出来ないと思います。
そうすると、「休みの日に思う存分寝てやろう!」と思うでしょうが、人間の体は寝だめ出来る仕組みになってはいないのです。
たくさん休もうと思って、結果5月病になると言う人がいることを知って、睡眠時間のコントロールもしてください。
ゴールデンウィークに入る前でも、疲れたなとかキャパを超えてしまった自覚があると思います。
自分に溜まっているストレスや疲れは50%増しくらいで考えて、休んだ方が良いのか遊んだ方が良いのかを分けると5月病を予防したゴールデンウィークの過ごし方が分かります。
友達と会う時間を作るのも良いですが、無理矢理、人に合わせるより自分の体を優先するようにしましょう。