まだ間に合う!「日本一遅い桜」を見に行こう!
- 2015/5/11
GWも終わると、「お花見はまた来年だな~」なんて気分になりますが、実はまだまだ桜の季節は終わっていません。
そう、北海道ではGWを過ぎても、桜を楽しむことができるのです!
【日本一遅い桜・チシマザクラ】
チシマザクラは、北方領土を含む北海道から、本州の中部地方にかけて見られる桜の種類です。
開花時期は、大体5月から7月、先はじめの花びらは淡い紅色、満開になると白にちかくなるのが特徴的です。
根室市ではチシマザクラを、桜の開花予想に用いる標本木として採用しています。
そして、この桜の開花に合わせ、「日本一遅い桜の開花宣言」を発表します。
【日本一遅い桜“まつり”】
釧路町では桜の開花に合わせて、5月下旬ごろに「桜まつり」が開催されます。
こちらのお祭りも、「日本一遅い」ということで有名です。
会場は、釧路町にある別保公園で行われます。
公園では、エゾヤマザクラ、チシマザクラ、クシロヤエザクラなどの約700本の桜を見ることができます。
桜まつりの時はたくさんのイベントが催され、一日中楽しむことができます。
・住所:北海道釧路郡釧路町字別保原野南24-78-6
・アクセス:JR別保駅から徒歩約10分
自動車の場合、道東道池田ICから約2時間30分、釧路市街地から約20分
・問合せ先:0154-62-2193
また別保公園には、「ロ・バザール」という地産池消センターもあります。
地域の特産品である、「仙鳳趾産カキ」を始め、「さおまえ昆布」、釧路町産の蜂蜜「蜜鶴」などが販売されているほか、採れたての地元の野菜を購入できるコーナーもあります。
さらに、レストランも併設されていて、仙鳳趾産カキ定食などの地域の食材を使用した料理を食べることもできるそうです。
食材だけでなく、なんともかわいい「うし模様のロールケーキ」もあるみたいなので、おみやげにもよさそうですね。
おまつり以外の時に立ち寄っても楽しめそうな場所です。
【日本一遅い中でも“一番遅く咲く”桜】
そんな根室や釧路でも、5月いっぱいくらいで桜の見ごろは終わってしまいます。
ところが、旭岳温泉に咲く桜は、それよりも長く楽しむことができるそうです!
場所は、旭岳ロープウェイ駐車場北側です。
こちらのチシマザクラは、6月中旬から下旬に開花するということで、「一番遅く咲く桜」として、ひそかな桜スポットになっているようです!
住所:北海道上川郡東川町旭岳温泉
問い合わせ先:旭岳ビジターセンター
参考URL:http://www.welcome-higashikawa.jp/
サクラといえばどうしても4月のイメージになってしまいますが、実はこんなに長く楽しめるものなんですね~。
ただ、開花時期は毎年変わるので、事前に開花時期やおまつりの開催時期を確認してから行かれることをお勧めします。